ワークショップをやる理由 | らいとまんのブログだぜ

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僕が何故ワークショップをやろうと思うかと
いうと。
10年くらい前までに、映像のライティング
をもっと一般の人達に知ってもらおうと、
個人で何度か講座を開催しました。
カメラや編集に詳しい人はいても、映画の
照明ができる人が身近にはなかなかいない
ものです。

そして、それから映画学校の講師をやる
機会が増え、いくつかの学校の様子も
知る事ができました。
中でも毎年行っている東放学園は、唯一
照明の授業を取り入れていて意識の高さ
は随一なのだけど、やはり僕ができる事
には決められたカリキュラムでは限界が
あるのです。

ライティングに関してよりも、映画作り
全般に関してです。
もっと効率よく、効果が大きなやり方で
もっともっと実のある才能を育てる事が
できると思うのです。

同時に、もっと面白いことができるはず
だと思っています。
映画作りは、商業作品の現場で仕事を
した経験など無くてもできます。
助監督経験など無くても傑作を作る監督
はできます。

演出法を含めて、既成の技術にとらわれず、
同時に基本と、長年の歴史の中で築かれて
きた技術に触れながら、勢いと自由のある
映画作りができるクリエイターが育つ場を
ちゃんと作りたいと、何年も前から考えて
いました。

僕は今の考えとしては、専門学校のような
殆んどが現役高校生の進路の選択肢になる
ようなものではなく、映画作りを趣味の域
でしか考えていない人にも役に立つ、
そして楽しめる場をつくれたらいいなと
思っています。

具体的に書くとすんごい長くなるので
もうやめときますけども。