お盆だけども、もうすぐ終戦記念日だ。
池上彰の番組で特攻隊の特集をしてる。
僕はある人から、特攻隊の話を聞いた
事がある。
ある特攻隊員は故郷に婚約者を残して
戦地で戦っていた。
いよいよ特攻隊として出撃する直前、
先輩が帰還できるように、燃料を多く
入れておいたそうだ。
しかし、出撃当日、その事をその隊員に
伝える間がなく、隊員はそれを知らずに
特攻に飛び立って行ったという。
果たして、それを知っていたとして、
特攻隊員が特攻を回避して故郷に
帰ったかどうかはわからない。
切ない話だ。
番組に出演する元特攻隊員達の口からも
決して志願という事ではなかったと。
「自分は靖国には絶対に行かない。
天国に行く」
という言葉を残した隊員の事も紹介された。
僕は戦争を知らない。
理屈は要らない。理不尽に多くの命を
奪う戦争はいけない事だ。
そう言うと、戦争が生んだ物、軍事開発
が生んだ物の恩恵も多いと言う人もいる。
知ったような口きくんじゃないっての。
なんにも感謝も畏敬も無いくせしてよ。
東北の震災の時にやったネットラジオでも
言ったけど、僕は命がけ、という言葉を
絶対使わないと決めている。
本当に命をかけた人達の事を思うと、
とてもじゃないけど軽々しく言えない。