SENSE / Mr.Children
待ちに待ったMr.Childrenの16thオリジナルアルバム
『SENSE』が昨日発売されました!
DVDや配信リリ-ス、ライブ等はあったけれど
アルバムというかCDのリリースが2年ぶりなので本当久々
そういうこともあって、事前に披露されていた曲はあるものの
CDとしては全て初収録曲というちょっと特殊なアルバム
デビューアルバム『EVERYTHING』以来じゃないかな?
情報に関してもかなり引っ張りまして
タイトルや収録曲が明らかになったのも、発売週になってからという徹底ぶり
戦略的なものもあるんだろうけど
情報即伝達社会へのアンチテーゼでもあるのかな…と思ったり
はい、ではさっそくレビューしていきます!
01. I
このIは、英語の一人称単数代名詞のIのことだよね-私は(が)
だから桜井さん自身のことを唄った歌だと思う
今現在の…というよりは小脳梗塞になる前までのような気がするけど
そういう前までの自分からの脱却の決意の歌に聴こえました
あーでもなんか特定のイニシャルのような気もするw
誰にでも当てはまるようにしたIかもだけど
ミスチルのアルバムの1曲目ってインストか
こういうちょっとひねくれたというか、達観したような歌詞の歌が多いよね
そしてメロディーにもクセがある曲を持ってきてる、この I もそう
桜井さんらしい韻の踏み方が光る楽曲
あ、この曲の歌詞の"スポンサー"って部分、そう歌ってなくないですか?
追記:ファンサイトで「冠では?」というのがあったので、そうかも
02. 擬態
ラジオでも先に解禁され、このアルバムのCMにも使われているし
リードトラックだと思います!人気出そうです
ミスチルのアルバムの2曲目は、シングルカットできそうな
明るいメロディーで疾走感のある曲が来る率が高いと思う
そして歌詞の内容は、打ちのめされながらも前進する系
擬態 もこのパターンに当てはまる曲だけど、ちょっと陰の部分が多め
アレンジとか歌詞の内容がそうさせてるんだと思う
擬態という言葉が2つの文脈で使われているけど
2つめ(Cメロで)の使い方はなるほどなと思いました
ちなみにアルバムタイトルの"センス"という言葉が出てくるのはこの曲
擬態したものを見抜くセンスを磨け…という意味合いかな、タイトル
03. HOWL
タイトルは「遠吠えする」とか「喚く」といった意味の英単語
桜井さんのしゃがれた歌い方が特徴的なキャッチーな曲
初期のミスチルの楽曲みたいで、なんか懐かしい
演奏陣も皆楽しそうw
追記:ファンサイトでHOWL→whaleというのを見て、なるほどなとw
10.ハルとかけてるのかと思ったけどw
04. I'm talking about Lovin'
これもかなり初期のミスチルの雰囲気を携えた曲
『Versus』あたりに入ってても違和感ないよね
キラキラしててポップで可愛い曲で好きです~
歌詞のテーマも淡い感じでフレッシュですよねw
サッカーの例えは桜井さんらしい
05. 365日
かなり前からNTTのCMでもオンエアされていて
さぞCD化の要望も多かったと思う名曲です
僕はライブのも聴いていなかったので
Aメロは聴くのは初めて(CMのはB~サビだよね?)だったのですが
なんていいAメロ!桜井さんはメロディーメーカーとしてもやっぱり凄い
導入部が巧いと引き込まれるよね
アレンジは思ったよりもキラキラしてました
ラブレターの行は上手いなぁ
しるし の"沈黙の歌"を思いだしました
06. ロックンロールは生きている
Lenny Kravitzは Rock and Roll Is Dead(ロックンロールは死んだ)
と歌いましたが、それをモジったタイトル
Princeにも Rock 'n' Roll Is Alive というのがありますがw
前作『SUPERMARKET FANTASY』にも ロックンロール て曲あったのにw
イントロがかなり打ち込んであって、ミスチルの曲とは一瞬思わない感じ
途中やアウトロでも打ち込みが出てくるけど、いいアクセントになってるね
ちなみにアウトロで11.Preludeの前奏が鳴ってるよね?
歌詞の内容はかなりロックしていて
メロディーや歌い方も直球勝負てな感じですが
この曲はナカケーのベースがいちばんロックしてると思う、格好良すぎる
07. ロザリータ
限定ライブSplit The Difference Vol.3, 4, 6でのみ披露されていた曲
あーこれめっちゃ好きです、今のとこいちばん好きかも
なんでしょうね、サビのメロの何とも言えない浮遊感がいいです
コーラスの重ね方が上手いのかな
こういう優しいメロディの別れの曲は
ミスチルのアルバムに最低1曲は入ってる気がするんですが
どれも名曲ですよね
メロディも「2回目の"ロザリータ"は下降したらもっといいんだけどな」
とか思ってたら最後の"ロザリータ"で下降したので鳥肌立ちましたw
08. 蒼
このアルバムでいちばん短い曲…といっても3:45ありますが
血の管 のような小品の名曲かな?と聴き始めは思ったのですが
なかなかアレンジは重厚
挫折して打ちひしがれたような悲しい内容
この曲でこのアルバムの1つの大きな流れは一旦終わりだと思いました
その理由は次の曲
09. fanfare
配信ではリリースされていましたが、待ちに待ったCD音源化!
やっと携帯の残念音質からおさらばできるw
ご存知 ONE PIECE FILM STRONG WORLD の主題歌です
ワンピースの作者の尾田さんの熱烈なオファーで実現したコラボ
「ミスチルが主題歌やってくれるなら、映画用のシナリオ書くよ」
と映画のシナリオをオファーした人に言ってたはずです、確か
ワンピース好きだし0巻も欲しかったし、もちろん映画館でも見ました!
映画では短縮ver.がエンディングで使われていた気がしますが
その時はCD化がこんなに遅くなるとは思わなかったなぁw
この曲がこのアルバムでいちばん明るくアレンジも凄いので
悪く言えば浮いてるような気もしますがw
でも先述した流れを変えるためのポジションの曲だと思うので
狙ってやったんだと思います
08.蒼 までの流れで打ちひしがれる
→09.fanfare で、そこからの復活・旅立ちといった印象を受けました
歌詞カードもずっと暗い海の写真なのに
この 蒼 と fanfare の間でクジラがザッパーン!としてるしw
その後も10.ハル→春、11.Prelude→前奏曲と
始まりを想起させるタイトルの曲になるし
歌詞はワンピースの世界観も絡めながら
凄く前向きでミスチルの応援ソングとしてかなりの名曲だと思います
Aメロの叫びに近いようなメロは初めて聴いた時衝撃を受けましたw
あとギターリフがカッコイイよ!田原皇帝が考えたのかな?
10. ハル
fanfare からの落差が激しいですがw
これもまた名曲です
ハル(春)というだけあって、徐々に芽吹いていくような曲展開が堪りません
2番の信号機の行は、やっぱり桜井さん天才だと思いました
確かにそうだよなぁ
11. Prelude
このアルバムでいちばん長い曲
列車をモチーフにした曲って意外とミスチルに少ないんじゃ?
バスは 天頂バス やら 水上バス やらありますがw
靴ひも にも Another Story にもバス出てくるし
"棚の上"ってフレーズが出てくるけど
これって列車の棚(網)ともかけてるのかなw
これも前向きでキャッチーで人気出そうな曲です
12. Forever
ラストは映画『Split The Diference』のエンドロールでも流れる曲
映画では、この曲の製作過程もちょっと見れます
そこで聴いてしまったのですが、これもやっぱり名曲
メロディーにあった言葉を乗せるのが桜井さんはずば抜けて上手いよね
この曲は特にそのスキルが発揮されてると思う
映画のレビューのところでもふれたかもだけど
間奏のアレンジが凄くいいよ~Drawing の神間奏を思い出した
この曲のイントロとか最後のサビバックのストリングスも
ちょっと11.Preludeのイントロのやつに似てません?
06.ロックンロールは生きている のアウトロでも出てくるし
何か意味のあるフレーズなのかな?単にコバタケが好きなだけかw
他の曲でも近いフレーズがちょっとだけあったような…
以上です!
もうレビューの文字を考えつつ何回もヘビロテしてますが、名盤ですね
初期のミスチルを彷彿させる楽曲もいくつかあったりで
Split The Differenceで昔の楽曲をアレンジしているうちに
ちょっと回帰志向が起こったのかな?と
でもなんとなく全体的な印象は『深海』とか『Q』の
特殊アルバム?っていうのかな、そんな気がしました
あくまで印象が…ですけど
あと、初出の曲がほとんどというのも良かったと思います
情報を凄く隠してたし、そういうスタンスで聴いた方がいいのかな?と思って
ラジオ解禁されたやつもリリース前に聴かなかったのですが
やっぱり初聴きで鳥肌が立つあの感じを多く味わえる方が嬉しいや
引き続き絶賛ヘビロテしたいと思いますw
『SENSE』が昨日発売されました!
DVDや配信リリ-ス、ライブ等はあったけれど
アルバムというかCDのリリースが2年ぶりなので本当久々
そういうこともあって、事前に披露されていた曲はあるものの
CDとしては全て初収録曲というちょっと特殊なアルバム
デビューアルバム『EVERYTHING』以来じゃないかな?
情報に関してもかなり引っ張りまして
タイトルや収録曲が明らかになったのも、発売週になってからという徹底ぶり
戦略的なものもあるんだろうけど
情報即伝達社会へのアンチテーゼでもあるのかな…と思ったり
はい、ではさっそくレビューしていきます!
01. I
このIは、英語の一人称単数代名詞のIのことだよね-私は(が)
だから桜井さん自身のことを唄った歌だと思う
今現在の…というよりは小脳梗塞になる前までのような気がするけど
そういう前までの自分からの脱却の決意の歌に聴こえました
あーでもなんか特定のイニシャルのような気もするw
誰にでも当てはまるようにしたIかもだけど
ミスチルのアルバムの1曲目ってインストか
こういうちょっとひねくれたというか、達観したような歌詞の歌が多いよね
そしてメロディーにもクセがある曲を持ってきてる、この I もそう
桜井さんらしい韻の踏み方が光る楽曲
あ、この曲の歌詞の"スポンサー"って部分、そう歌ってなくないですか?
追記:ファンサイトで「冠では?」というのがあったので、そうかも
02. 擬態
ラジオでも先に解禁され、このアルバムのCMにも使われているし
リードトラックだと思います!人気出そうです
ミスチルのアルバムの2曲目は、シングルカットできそうな
明るいメロディーで疾走感のある曲が来る率が高いと思う
そして歌詞の内容は、打ちのめされながらも前進する系
擬態 もこのパターンに当てはまる曲だけど、ちょっと陰の部分が多め
アレンジとか歌詞の内容がそうさせてるんだと思う
擬態という言葉が2つの文脈で使われているけど
2つめ(Cメロで)の使い方はなるほどなと思いました
ちなみにアルバムタイトルの"センス"という言葉が出てくるのはこの曲
擬態したものを見抜くセンスを磨け…という意味合いかな、タイトル
03. HOWL
タイトルは「遠吠えする」とか「喚く」といった意味の英単語
桜井さんのしゃがれた歌い方が特徴的なキャッチーな曲
初期のミスチルの楽曲みたいで、なんか懐かしい
演奏陣も皆楽しそうw
追記:ファンサイトでHOWL→whaleというのを見て、なるほどなとw
10.ハルとかけてるのかと思ったけどw
04. I'm talking about Lovin'
これもかなり初期のミスチルの雰囲気を携えた曲
『Versus』あたりに入ってても違和感ないよね
キラキラしててポップで可愛い曲で好きです~
歌詞のテーマも淡い感じでフレッシュですよねw
サッカーの例えは桜井さんらしい
05. 365日
かなり前からNTTのCMでもオンエアされていて
さぞCD化の要望も多かったと思う名曲です
僕はライブのも聴いていなかったので
Aメロは聴くのは初めて(CMのはB~サビだよね?)だったのですが
なんていいAメロ!桜井さんはメロディーメーカーとしてもやっぱり凄い
導入部が巧いと引き込まれるよね
アレンジは思ったよりもキラキラしてました
ラブレターの行は上手いなぁ
しるし の"沈黙の歌"を思いだしました
06. ロックンロールは生きている
Lenny Kravitzは Rock and Roll Is Dead(ロックンロールは死んだ)
と歌いましたが、それをモジったタイトル
Princeにも Rock 'n' Roll Is Alive というのがありますがw
前作『SUPERMARKET FANTASY』にも ロックンロール て曲あったのにw
イントロがかなり打ち込んであって、ミスチルの曲とは一瞬思わない感じ
途中やアウトロでも打ち込みが出てくるけど、いいアクセントになってるね
ちなみにアウトロで11.Preludeの前奏が鳴ってるよね?
歌詞の内容はかなりロックしていて
メロディーや歌い方も直球勝負てな感じですが
この曲はナカケーのベースがいちばんロックしてると思う、格好良すぎる
07. ロザリータ
限定ライブSplit The Difference Vol.3, 4, 6でのみ披露されていた曲
あーこれめっちゃ好きです、今のとこいちばん好きかも
なんでしょうね、サビのメロの何とも言えない浮遊感がいいです
コーラスの重ね方が上手いのかな
こういう優しいメロディの別れの曲は
ミスチルのアルバムに最低1曲は入ってる気がするんですが
どれも名曲ですよね
メロディも「2回目の"ロザリータ"は下降したらもっといいんだけどな」
とか思ってたら最後の"ロザリータ"で下降したので鳥肌立ちましたw
08. 蒼
このアルバムでいちばん短い曲…といっても3:45ありますが
血の管 のような小品の名曲かな?と聴き始めは思ったのですが
なかなかアレンジは重厚
挫折して打ちひしがれたような悲しい内容
この曲でこのアルバムの1つの大きな流れは一旦終わりだと思いました
その理由は次の曲
09. fanfare
配信ではリリースされていましたが、待ちに待ったCD音源化!
やっと携帯の残念音質からおさらばできるw
ご存知 ONE PIECE FILM STRONG WORLD の主題歌です
ワンピースの作者の尾田さんの熱烈なオファーで実現したコラボ
「ミスチルが主題歌やってくれるなら、映画用のシナリオ書くよ」
と映画のシナリオをオファーした人に言ってたはずです、確か
ワンピース好きだし0巻も欲しかったし、もちろん映画館でも見ました!
映画では短縮ver.がエンディングで使われていた気がしますが
その時はCD化がこんなに遅くなるとは思わなかったなぁw
この曲がこのアルバムでいちばん明るくアレンジも凄いので
悪く言えば浮いてるような気もしますがw
でも先述した流れを変えるためのポジションの曲だと思うので
狙ってやったんだと思います
08.蒼 までの流れで打ちひしがれる
→09.fanfare で、そこからの復活・旅立ちといった印象を受けました
歌詞カードもずっと暗い海の写真なのに
この 蒼 と fanfare の間でクジラがザッパーン!としてるしw
その後も10.ハル→春、11.Prelude→前奏曲と
始まりを想起させるタイトルの曲になるし
歌詞はワンピースの世界観も絡めながら
凄く前向きでミスチルの応援ソングとしてかなりの名曲だと思います
Aメロの叫びに近いようなメロは初めて聴いた時衝撃を受けましたw
あとギターリフがカッコイイよ!田原皇帝が考えたのかな?
10. ハル
fanfare からの落差が激しいですがw
これもまた名曲です
ハル(春)というだけあって、徐々に芽吹いていくような曲展開が堪りません
2番の信号機の行は、やっぱり桜井さん天才だと思いました
確かにそうだよなぁ
11. Prelude
このアルバムでいちばん長い曲
列車をモチーフにした曲って意外とミスチルに少ないんじゃ?
バスは 天頂バス やら 水上バス やらありますがw
靴ひも にも Another Story にもバス出てくるし
"棚の上"ってフレーズが出てくるけど
これって列車の棚(網)ともかけてるのかなw
これも前向きでキャッチーで人気出そうな曲です
12. Forever
ラストは映画『Split The Diference』のエンドロールでも流れる曲
映画では、この曲の製作過程もちょっと見れます
そこで聴いてしまったのですが、これもやっぱり名曲
メロディーにあった言葉を乗せるのが桜井さんはずば抜けて上手いよね
この曲は特にそのスキルが発揮されてると思う
映画のレビューのところでもふれたかもだけど
間奏のアレンジが凄くいいよ~Drawing の神間奏を思い出した
この曲のイントロとか最後のサビバックのストリングスも
ちょっと11.Preludeのイントロのやつに似てません?
06.ロックンロールは生きている のアウトロでも出てくるし
何か意味のあるフレーズなのかな?単にコバタケが好きなだけかw
他の曲でも近いフレーズがちょっとだけあったような…
以上です!
もうレビューの文字を考えつつ何回もヘビロテしてますが、名盤ですね
初期のミスチルを彷彿させる楽曲もいくつかあったりで
Split The Differenceで昔の楽曲をアレンジしているうちに
ちょっと回帰志向が起こったのかな?と
でもなんとなく全体的な印象は『深海』とか『Q』の
特殊アルバム?っていうのかな、そんな気がしました
あくまで印象が…ですけど
あと、初出の曲がほとんどというのも良かったと思います
情報を凄く隠してたし、そういうスタンスで聴いた方がいいのかな?と思って
ラジオ解禁されたやつもリリース前に聴かなかったのですが
やっぱり初聴きで鳥肌が立つあの感じを多く味わえる方が嬉しいや
引き続き絶賛ヘビロテしたいと思いますw