浮かれている人 / OGRE YOU ASSHOLE | A Flood of Music

浮かれている人 / OGRE YOU ASSHOLE

OGRE YOU ASSHOLEの新作ミニアルバム
『浮かれている人』が先日発売で今日やっと聴けました音譜

まず初聴での感想は…
「オウガ、遊んでるなw」というものでした(・∀・)

今までのオウガのサウンドと決定的に違うのが音数ですねひらめき電球
特に中3曲(全5曲なので)は
これでもかってぐらい色んな音が入っています
中には「これ装飾過剰じゃない?」と思うリスナーもいそう目
今までのオウガのロックが好きな人は特に


全5曲と短いので1曲ずつレビューしますグッド!


まず『バランス』
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010でも披露された曲
おそらく他のフェスでも披露されているはず
ライブで聴いたのとはまた違った印象を受けましたえっ
たぶんコーラスの有無のせいだと思うのですが
(ライブでもあったのかも知れませんけどあせる)
RIJF2010のレビューのときは『ひとり乗り』
みたいな曲と言いましたが全然違いますね(笑)

段階的なメロのギターとBメロがすごいツボ恋の矢
このBメロ一度しか曲中にでてこないけど
ツボだからこのメロでフェードアウトしてほしいぐらいだった笑
でもこの曲はまだ今までのオウガらしい曲だと思いました




続いて『タンカティーラ』
この曲遊んでますにひひ
もう「パッシュワリワリ」のコーラスが主張しすぎてて
後半は出戸くんの歌に集中できない笑

indies issueのレビューだと
「ぶっといシンセ」ってワードがあったので
そっち系で期待していたのですが最初だけでしたね(ノ゚ο゚)
まぁでもこの曲に関してはどんな新しい音色が入っても
パッシュワリワリに負けるでしょうにひひ




お次は『どちらにしろ』
これまた実験的な曲
同じくindies issueのインタビューで見たのですが
生演奏を機械っぽく(金属音っぽく)いじってあるみたいひらめき電球

この曲も色んな音が鳴っていて
明らかに浮いているようなのも混じってます(笑)
でも出戸くんの歌声があるからまとまっている印象カラオケ




そして『レースのコース』
このアルバムでいちばん好きかもドキドキ
この曲もストリングスや雑踏のサンプリングなど
今までになかった実験をしている曲ですが
これは「遊んでいる」というよりは「狙って装飾した」という印象

それでも今までのオウガっぽさがある曲
装飾を削ぎ落とせば1stに入ってても違和感なさそう音譜
独特の世界観を持った名曲です




最後は最後なのに「真ん中で」
こういう靄がかかったような
どこか潜在的な不安を煽るような暗さを持った曲こそ
OGRE YOU ASSHOLEの真骨頂という感じがしますねひらめき電球

途中のギターが凄く綺麗で
川のような湖畔のようなそんなイメージのした曲




以上5曲ですビックリマーク
今回はまさに実験したミニアルバムですね
今作で初めてオウガを聴く人は
何がオウガらしさなのか掴みにくそう顔
個人的には全曲好きだったのでOKですグッド!


ツアー初日の千葉LOOKは参戦するので
何度も聴いてみたいと思います耳


ではね。