俺は小学生の頃、名札をつけるのが苦手だった。
心臓のすぐ上に安全ピンを差し込む行為が怖過ぎた為だ。
向田邦子も「安全ピン」という名のエッセイの中で
「安全と名がつくものは総じて疑わしい。安全保障条約のように」
と、安全ピンの危険性を指摘していた。*
安保と同じ位危険とは、相当危険という事だ。
実際危ない。
数々の怪我情報があるが、中には
○乳房に刺さった*
○乳首に刺さった*
○39本メッタ刺しで、子犬が死んだ*
(安全ピンが致命傷になったかは不明だが)
などの目を覆うような事態が起きている。
そもそも「安全」というのは絶対的に安全という意味では無く、
それまでのピンがむき出しの型よりは「安全」という、
相対的なモノなのだ。*
(北朝鮮バッチは未だむき出しの型を使っている。
なので北の女性の乳首は危ない目にあってる)*
だから、さやに入れた剣を
「安全カタナ」
というようなもので、十分危険なのだ。
実際、両刃の「安全」カミソリで
東京五輪マラソン銅メダルの円谷も
頚動脈を切断、自殺している。
そう、動脈を切れれば十分殺傷能力はあるのだ。
そして、動脈を半分以上カットすれば死が約束される。
女子小学生6年NEVADAだって
カッターナイフで御手洗さんの
頚動脈を切断させて、失血死させえた。
なので先の犬のように、
何十針もメッタ刺しにされれば死さえも有り得るんだ。
金谷ヒデユキも「万能ネギ」という曲で *
「♪安全ピンだから安全!
針の先っぽでグサグサ刺して血だらけになっても安全!
だって安全ピンだもん♪」
と風刺を効かせた警笛を鳴らしている。
小学生のガキに、名札の安全ピンで襲われたら逃げよう。
参考資料…完全自殺マニュアル 鶴見 済 太田出版