今回は高齢のご夫婦でお住まいのキッチンですが、奥様が水栓を操作するのにしっかり閉められなくなってしまったとのご相談からです。
こちらが現状の混合水栓です。
ハンドルが湯側、水側独立ですね。
2ホールの台付き混合水栓に交換したいところですが、湯側と水側の立ち上げ管のピッチが230㎜ほどあるため簡単には取り付けられません。
中から見上げるとこんな感じでした。
配管を接続し直し位置を直して取り付けることも可能ですが、狭い空間という事もあり作業リスクがおおきいので、壁付シングル混合栓を使用することといたしました。
既存の水栓のスパウト長が250㎜あるので、近いものとして240mmの器具を探しました。KVKのKM5010TECです。
まず、既存の水栓を取り外します。
こちらに取り付けます。
接続部分が緩いのでシリコンテープを重点的に巻き付けました。
取付水平位置を調整しながらハンドル部分の締め付け取付。
水量を調整し、水漏れがないか入念にチェックします。
最後に周辺の洗剤などを元に戻して終了です。
奥様に動作をご確認いただきました。
大変お喜びいただきました。
これで操作のストレスから解放されます。
お仕事に感謝ですね。
この手の炊事のストレスがございましたら以下にご相談ください。
高齢者の場合、ご要望をよくお聞きして、できるだけ現状の環境にあっているものを経済性を考慮してお勧めしています。