今回は木製のフェンスが老朽化して転倒の危険があるので、経済的な波板フェンスをお勧め施工させていただきました。
現状のフェンスです。
お隣との境界に設置されています。
こちらを解体します。
かなりの奥行がありますが、新フェンス材の歩留まりから7.3mほどを新フェンスに変えます。
鉄柱40角(事前に塗装、と下穴加工済み)
を設置します。
GLより30㎝ほど埋めコンクリ仕上げします。
毎回のことですが穴掘りが大変です。
鉄柱の抜け止めを介して砕石で高さを調整します。
鉄柱の水平垂直を位置だしして柱間を上部はアルミLアングルで固定し、下部は垂木材で寸法だししてクランプで固定し、ドライコンクリを流し込みます。
これで1日置きます。
翌日、フェンス材を現場で組み立て柱間に取り付けて完成です。
今回の目隠しフェンス高さはGLより1,700㎜です。
フェンス高さの規制は、ブロック基礎の場合(ブロック含め)高さは2.2mまでです。
独立基礎の場合は高さ規制はありませんが、強度は求められます。
一般的には1.8m~2.0m程度です。
目隠しの場合、素材の重量と設置の強度を考慮するとポリカ波板は適切ですね。
今回の波板は4尺のポリカ クリアフロストです。
きれいに収まりました。
これでフェンスの転倒の心配はなくなりました、すっきりとシンプルになってよかったと思います。
お客様もご満足、お仕事に感謝です。