今回は雨戸のレール部分(木部)の摩耗により、正常に雨戸の開け閉めが出来なくなってっしまったため何とかしてほしいというご依頼でした。
色々な方法がありますが、こちらの掃き出し窓の雨戸はアルミ材で戸車付き左右の高さ調整が可能なものでしたので、レール部分に汎用のアルミ製の敷居用レールを流用して対応することにいたしました。
まずは現状をご確認ください。
戸車部分の溝の立ち上がり部分がなくなっていますよね、開閉時に雨戸が脱落することもあるようです。
こちらにアルミ材の敷居レールを固定していきます。長さ4ⅿから加工し、戸袋内の雨戸導入部は少し加工が必要です。
溝部分には今回、厚さ5㎜程度の合板(耐水 TYPE1)を短冊に加工しはめ込んで、ねじ止め箇所には樹脂製のスペーサーを入れて固定を安定させています。
しっかり皿もみしてネジ頭の段差を抑えます。
雨戸の鍵である落とし棒位置にも穴をあけます。
最後に雨戸が外れることの無いように高さ調整いたします。
これで完成です。
スムーズに開け閉めができるようになりました。
もうこれで安心ですね。
お仕事に感謝です。
このような症状でお困りの方は以下にご相談ください。