今回は浴室をユニットバスへ入れ替える工事を行いましたのでご紹介です。
実はこちらのお客様は浴槽近辺から水漏れが生じて、建物の躯体を侵食してきている症状が見られていました。
それには、浴室を解体しないと水漏れ原因がつかめず、手の打ちようがない状況でした。
そこで、浴室を解体すると同時にユニットバスに入れ替えを提案させていただきました。
旧浴室の解体
ステンレス浴槽のタイル張りのお風呂場です。
一部壁を撤去し、浴槽を外し床をはいでいきます。たくさんの土とガラが出ます。
浴槽の下にたくさんの水が溜まっていました。
洗い場の下部の土を取るとそこにも水が溜まっています。
漏れが生じていると思われた配管部分↓
洗い場の下です。基礎の隙間から出ている給水給湯配管部分です。じわっと新聞紙の上を流れるように出てきています。
その他の配管も老朽化しています。
配管やり直し
給湯機から台所やトイレなどへの給湯水管がこの浴室の洗い場下を通過しており、かなり老朽化していたので、こちらを架橋ポリエチレン管に入れ替えます。
隣の洗面室の床を開口し同様に入れ替えていきます。
次は台所の冷蔵庫の下の床を開口しました。
浴室内の給湯給水、追い炊き管の配置などの配管作業もやっちゃいます。
そして換気扇や照明器具の電源工事、お風呂リモコンのケーブル処理をおこないます。
土間打ち
配管終了後、床の土を乾燥させて、新たな排水口の配管処理を行いコンクリートの土間を打ちます。(ユニットバスの施工上指定位置まで)
ユニットバス組み立て、つなぎ
こちらは協力会社の職人さんにお願いしました。一人で1日で組み立て完了します。
丁寧なお仕事で安心して任せられました。
今回はTOTOのサザナHTシリーズNタイプ
1616サイズ ゆるりら浴槽
特徴は「お掃除ラクラクほっカラリ床」お掃除ラクラク排水口(抗菌・防カビ仕様)など
ドア枠周り造作工事
浴室への入り口にあたる壁部分にドア枠を施工します。
こちらは熟練したパートナーの大工さんにお任せ。
洗面室の内装工事
最後に洗面室の壁紙と床のクッションフロアシートを張り替えて完了です。
壁紙はサンゲツの防カビ・吸放湿のFE6689を使用。
床はサンゲツの消臭快適フロア
プレーンHW-10177を使用しています。
見違えるようになってお客様にも喜んでいただきました。
浴室内も完成、浴室リモコンで湯量をリセットして適度な湯量に調整し直し完了です。
以上、完了です。
これでもう安心してお風呂に入れますね。
お仕事に感謝です。