お正月三が日の最終日、仕事は5日まで休業予定でしたが、3日の夕刻に流し台の排水が流れないという緊急SOSが入りました。ガーン

 

状況だけ詳しく聞き取りましたが、すでに生ビール晩酌でほろ酔い状態でしたので出動は翌日に。

 

翌日、流し台の下に潜り込んでシンクと床下の排水管にワイヤーブラシを差し込んで清掃しましたが、一向に流れません。ガーン

ワイヤーも2ⅿほどから先へ進みません。

 

次は「ピーピースルー」という管清浄剤を使用ししばらく様子を見ましたが、流れません。ショック!

 

そこで床下の配管を見ることにしましたが、床下収納庫などなく、点検口などもないため床下に入れません。叫び

 

そこで、建築時の図面を確認、長い排水管が直角に曲がっている部分が怪しいかと、該当部分の床を開くことにしました。

 

やむなく床を開いたのがこちら目

しかし!!えーっつ!配管がない・・

床下の配管を確認すると、図面通りでなく、なんと蛇腹管で約4mほど斜めに施工されてました。!!ショック!

 

よく見ると、二か所ほど管が下がっているところがあり、原因はこちらと判断できました。ひらめき電球

このたるみ部分にゴミや油成分などが堆積してヘドロ化し固まったものと思われます。

その先の接合部を外してみるとびっくり目叫び

この接合部両端からブラシを差し込んで詰まった部分を開通させヘドロを掃出しました。あせる(およそ洗面器一杯叫び

 

そして、配管の下がった部分に脚を付けたり上部から吊るなどして排水勾配を滑らかに整えました。

これで普通に流れるようになりました。OK

 

築15年ぐらいですが以前も詰まったことがあり

その際は管清浄剤などで対応したそうです。

 

蛇腹管でも内面が平滑のものもあるので適用は可能かと思いますが、初めて見ました。

いずれにせよたるんでいてはだめですよね。むっ

 

恒久的には通常の塩ビ樹脂管に交換するとよいと思いますが、時間も費用も掛かるので、今回はここまでの対応としました。

 

最後は開口部を床下収納庫として取付完了しました。合格

住まいのお手入れいろんな現場に遭遇します。水回りは緊急度が高いので大変です。

ということでおよそ4時間で終了。

 

お客様も一安心。OK

お仕事に感謝ですね。ニコニコ

正月早々。水回りの緊急SOSで奮闘、これから少しゆっくりします。