おはようございます。evolokuyです。
今月は仕事に振り回されて、
なかなか予定通りに事を運べなかったことがしばしば…。
それでも何とか凌げそうです
その中で気付いたことがある。
朝の時間って有意義。
皆さん、知っていることですかね…。すみません。。。
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というわけで、
今週のプロジェクト進捗報告と参りましょう!
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将棋ランキング
◆PJT進捗報告(2021.9.17~2021.9.23)
★対局結果
将棋倶楽部24:5勝2敗
将棋ウォーズ(10分):2勝1敗
将棋クエスト(5分):4勝2敗
週合計:11勝5敗(.688)
9月合計:51局(32-19 .627)
受け⇒攻めの勝ちパターン誕生か?
今週は7割近い勝率をマークしました
ここ数週間の傾向として、完敗という内容の将棋が減りました。
序盤整備が安定した序中盤に繋がっていると思います
その中で感じたことが1つ。
良い内容の将棋に共通するのが“受けからの攻め”。
学生時代だと攻めたがりで、暴発してしまうことが多々ありました
しかし、今は相手の戦力を見極め、我慢できるようになりました。
相手の攻め駒を責めて、手にした駒でカウンター。
1つの勝ちパターンが構築されつつありますね(笑)
★良かったところ
【序中盤】攻め駒を責める
一手損角換わりの将棋から取材。
局面は先手が角金交換に成功し、手番を握ってやや優勢。
優勢から勝勢へ具体的な指し手が求められています。
対局中の第一感は▲7五歩。実戦もここを突いた。
ポイントとしては、相手の攻め駒不足に気付くことができるか。
後手の頼みの綱は7三の桂馬。これを無事に取れれば先手勝勢になります。
実戦は△7五同歩▲7四歩△8五桂▲8六銀と進みました。
相手の攻めは本筋ではありますが、あいにく5五に打つ角がありません。
▲7三歩成と▲8五銀の両狙いで後手困りました。
以下は、
△7六歩▲8五銀△6五歩▲7三歩成
△6四飛▲5五銀で相手の方が投了されました。
無理矢理相手玉を攻めるのではなく、
攻めを切らして勝つという選択が良かったかな、と思います。
【中終盤】正しい速度計算で確実な攻め
今度は雁木の将棋からの取材。
相手が馬を、こちらが竜を作り合う激しい展開になりました。
局面は相手が3筋から攻めてきたところだが、厳しい攻めではない。
ここがチャンスと捉えられるかがポイント。
実戦はここで△8八歩と叩いていった。
狙いは△8九歩成~△7九と。しかし、これが受けづらい。
▲8八同歩と取ったが、△8七歩が9六の角を活かした追撃。
▲8七同歩△8八歩▲3四歩と相手は攻め合いを選択しましたが、
△8九歩成が実現。駒を取りながらの攻めで優勢を拡大しました。
歩が3枚で相手の受け駒が乏しいので、8筋の攻めはひと目の筋。
その攻めが成立するか、自玉の安全度を正確に判断できるかが重要です。
★改善すべきところ
【終盤】時間切迫で攻防の角逃す
対角換わり右玉の将棋からの取材。
今、△2一飛と8一から飛車を転回した局面。
本局は将棋クエストの将棋で、持ち時間が切迫していた。
急な飛車の転回に、手拍子の▲1二香成が大悪手。
相手は逃したが△4七成桂からの5手詰が生じてしまった。
本譜も△2七歩成から攻め立てられて負け。
上図の局面。8一に飛車がいなくなったことでチャンスが生まれていました。
私も指した直後に気が付いた一手が▲8四角。綺麗な王手成桂取り。
相手は持ち駒が銀1枚なので、攻めにも受けにも戦力不足。
このチャンスを逃したのは痛かった。。。
時間切迫の状況では冷静な判断が難しい…。
【終盤】エアポケット…、詰まし逃す
最後は雁木対矢倉の将棋からの取材。
局面は△8九飛成に▲7九歩と受けたところ。
実はこの局面、相手が歩1枚しか持っていないので詰んでいる。
具体的には△8七角▲5九玉△7九竜で、無駄合含めても5手詰でした。。。
対局中は▲2四飛が来るまでに必至を掛ければ勝ち、という読みでした。
7五の角の利きが絶大で、一手勝ちは確実だろうという考え。
相手の駒台を意識しておらず、王手する手を考えていなかった。
本譜は△8七桂と詰めろを掛けたが、▲5七金直が良い粘り。
△7九竜▲5八玉と進むと妙に広い。△2五角と攻防の角を放ったが、
▲2五同飛△同歩▲3三角で後手玉に詰めろが掛かってしまいました。
実際にはまだ後手が残していて、本譜もギリギリ凌いで勝ちました。
ただ、詰みがある局面で詰まさないとこうなるという典型的な将棋でした。
★勉強内容
・横歩取り勇気流
・序盤研究
・光速の寄せ 矢倉編
・将棋世界(1~9手詰)
・実戦!詰めチャレ
課題の解決を目指す序盤研究
今週カギとなる勉強は“序盤研究”
ポイントは、
・直近の実戦で出た課題
・昔から苦手にしている戦型
にフォーカスした研究です。
今週は“ひねり飛車”を精査してみました。
理想形が見えず、受けに苦労している戦型の1つです。
△3三金という形を活かして戦うか、避けて戦うか。
これをどうするかが長年の課題ではありました。
その中で、1つ教科書としたい棋譜が頭には浮かんでいました。
2年程前に指された▲村田智弘六段対△藤井聡太七段(当時)の対局。
棋譜並べをした当時、藤井三冠がうまく対応している印象を受けました。
今回はこの将棋をベースに詳しく調べまして、ある程度手応えを掴みました。
1からAIに頼るのではなく、自分の考えや過去のプロ公式戦を
ベースに組み立てることで人間の感覚にマッチした研究になると感じました。
★9/27週のタスク
◎ 序盤研究
○ 光速の寄せ
△ 棋譜並べ
苦手な形を1つずつ潰していく
対局⇒振り返り・研究という良いサイクルが回り始めたので継続
優先度は苦手なものから中心に、で考えています。
具体的な形を上げると「△3三金型早繰り銀」。これが厄介
対策が急務となっている戦型の1つです。
また、得意やある程度研究している形も深めていきたい。
得意な形で勝ち星を稼げないと全体のバランスが崩れてしまうので…。
分かりやすいところだと、対四間のエルモや対三間の▲3七桂急戦。
この辺りはもう少し研究を深められそうなので頑張りたいです
★PJT(KPI)進捗
・対局数:123局 … 今月は質重視、棋力安定⇒局数増へと繋げたい
・棋書読み込み … 『横歩取り勇気流』完遂
・序盤研究ブログ記事 … 未着手
『横歩取り勇気流』について、1周読み終わりました
感想は…内容が濃い、という一言に尽きます。
佐々木勇気七段が思いを込めた一冊、ということは強く感じました。
難易度が高く、1周では理解できていないです。(最初の方は忘れてるw)
それでも、多くの変化で激しい順と穏やかな順を並べて解説していて、
棋風に合った選択ができるようになっていると感じました。
本書は各章が時系列に並んでいるわけではないので、
チャートを作成するなど、局面の整理を進めたいです。
時間を掛けて1周読んだので、
自信を持って実戦投入できるレベルまで成長させていきます
★(参考)各種レーティング
将棋倶楽部24 R:1924 (前週比 +52)
将棋ウォーズ(10分)三段 達成率:32.3% (前週比 +4.3%)
将棋ウォーズ(3分)二段 達成率:47.4% (前週比 ±0%)
将棋クエスト(5分)三段 R:1881 (前週比 +9)
今週は24で三段の壁を突破しました
最高R:2000を目標にしながらも、1900すら届かない時期が続きました。
局数が少ないながらも大崩れせず、今回1つ階段を登れました。
最終目標からするとまだ山の麓ですが、一歩ずつ前進していきます
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秋の月末の悩み、それは社団戦と魔道杯が被ること(笑)
将棋を趣味とする一方、クイズRPG『魔法使いと黒猫のウィズ』をプレイ中
毎月、月末付近で魔道杯というイベントが開催されています。
将棋にも黒ウィズにも時間を割きたい。でも、24時間しかない…。
この時期は毎年こんな感じです…。
それでは(^^)/~~~