こんばんわ。

 

GWが終わりと思うと、切ない気持ちになるevolokuyです。

 

ネガティブなことばかり考えると萎えてしまうので、

できるだけポジティブに物事を捉えます!

 

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今回は、

金子タカシさん著の『美濃崩し200』について語ります!

 

 

◆本書について

ジャンル:終盤術

オススメ度:★★★★★ 5.0

対象棋力:級位者~有段者レベル

 

私は今回、通しでは初めて読みました。

学生時代に購入はしていたのですが、読んでませんでした。

(安定の積み本www)

 

中身としては、

タイトルにもある通り「美濃囲い」の崩し方に特化したものになっています。

居飛車一本になって久しいのになぜ読んでなかったのでしょう?(笑)

 

視点としては、居飛車党視点ですが、

振り飛車党の方も受け方や相振り飛車での攻略において、

知っていて損はない手筋満載なので、是非一読をオススメします!

 

◆棋書の内容について

具体的な内容に触れると、本書は7章に分かれています。

 

第1章:片美濃崩し

第2章:本美濃崩し

第3章:高美濃崩し

第4章:銀冠崩し

第5章:木村美濃・金美濃崩し

第6章:トドメのテクニック

第7章:定跡テクニック

 

美濃囲いの発展段階ごとに章が分けられており、

それぞれの囲いの崩し方、攻め方を学べるようになっています。

 

形式としては一問一答形式で、1ページに2問問題が載っていて、

次のページに答えと解説が載っているという形式になっています。

(第7章だけは異なりますが)

 

問題構成としては、

各章ともに易しい絶対押さえるべき攻め方から始まって、

徐々に難易度の高い手筋、手筋の組み合わせという流れになっています。

 

本書では、各問題にマークがついています。

手筋が「横からの攻め」「縦からの攻め」「小ビン攻め」「端攻め」の

4種類に分類されており、問題に解く上でのヒントになっています。

 

◆読後の感想

先程も触れましたが、通しで読んだのは初でした。

私としては、一応そこそこの棋力はあるので、

“基本の再確認”というつもりで読んでいました。

 

結論から言うと、

もっと早く読むべきだった、です。

 

正直なところ、知らない手筋がたくさんありました。

驚きとともに感動すらありました。

まだまだ知らないことがたくさんあるということに気づくことができました。

(ということはまだ伸びしろがあるということ)

 

私の場合は特に銀冠の崩し方について、無知な部分が多かったです。

 

これから有段者を目指す級位者の方はもちろん、

すでに有段者の方でも読み応えのある内容なので、

読んだことのない方は是非一度読んでもらいたい一冊です!

 

本書の帯には次の一文が書かれています。

 

『「考えればわかる」では競り合いに勝てません』

 

まさに今の私はこういう状態なんだと思って、感慨深くなりました。

今回読んでみて、知らない手筋があると分かっただけでも収穫です。

また繰り返し読むことで、知識として定着できたらと思います。

 

 

それでは(^^)/~~~

 

 

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