あ、昨日から少しずつブログのテーマ増やしました。

「対局振り返り」「将棋研究」

単に「将棋」は話題を振るときだけにします。

めんどくさいので、今までのは放置(笑)







とりあえず昨日わかったことは、




“あまりにも知らない形が多すぎる”




ということ。







序盤から考えるのってしんどい。

だいぶ守備範囲を広げてきたつもりだが、

まだまだのようだ。







とりあえず戦型を

『矢倉』『角換わり』『横歩取り』『居飛車対振り飛車』

くらいに分けて、それぞれ5つの局面をピックアップしていこうかなと。

「あれっ?ない戦型は?」→今は指さない→おいおい追加していこうかと。







今日は『矢倉』編ということで、

どんな局面を深く研究していこうか、少し紹介しましょう。






【参考】H26.8 ▲羽生-△木村(王位⑦)



1つ目はこの局面。

4六銀・3七桂型から宮田新手を経ての最新形ですね。

次に△3七銀とする手が俗に言う“ponanza新手”です。

ここで先手は▲1三歩と▲1四歩の2通りの選択肢がある。

私は今年度大会で2度この局面に出くわした。





【参考】H26.10 ▲森下-△島(順位)



2つ目はこの局面。

4六銀・3七桂型の△8五歩型の将棋でよく出る形。

タイトル戦でも頻繁に登場した形。

△8五歩型では“銀損定跡”も流行の兆しがあるが、

登場頻度を考えるとこちらの局面だろう。





【参考】H26.4 ▲稲葉-△村山(棋聖)



3つ目はこの局面。

先手が加藤流という形。

昨年、タイトル戦を始めとする主要対局でよく指された形。

図は1六香型だが、1七香型も指されている。

後手が駒組みに工夫を見せるようになったことで、この形が増えた背景がある。





【参考】H26.10 ▲船江-△塚田(順位)



4つ目はこの局面。

▲4六銀に対して△4五歩と反発する形。

以前は後手が無理という結論だったが、

塚田泰明九段が新構想を披露し、そこから現在流行している。

後手が主導権を握って指せるのが流行の要因だとされている。





【参考】H25.11 ▲森内-△渡辺(竜王③)



最後はこの局面。

俗に“阿久津流急戦矢倉”と呼ばれる形だ。

直近では村山慈明七段が『矢倉5三銀右急戦』を出版し、注目度は上がっている。

急戦と言っておきながら、時には持久戦チックな将棋になるのも面白い。

やはり後手番ながら主導権を握って指せるのは大きそうだ。







といったラインナップで研究を進めていこうかなと思っている。

やはりある程度網を張っておかないと、

素手で獲物を捉えにいくのはそう簡単なことではない。

狭いながらも網を張っておくことで、的を絞りやすくする狙いもある。

今月下旬の研究会、来月の将棋合宿に照準を合わせて進めていきたい。







冒頭でブログテーマを追加した話がありましたが、

他にも棋書関係でテーマを追加しようと思ってます。

乞うご期待w






それでは( ´ ▽ ` )ノ