#今の「日本を語ろう/ナイチンゲール、放課後アングラと峠 最後のサムライ」 | あいん氏のブログ

あいん氏のブログ

週1更新が努力目標。
借りて観た映画のタイトルやその週に起きた出来事などを気まぐれに書いてます。アプリが使えないから投稿記事の再編集と写真掲載が出来なくて不便。

 

洋画は
「ナイチンゲール」を借りた。
オーストラリア南東部にあるタスマニア島が舞台の、理不尽と生存権がせめぎ合うヒューマンドラマ。
イギリスによるオーストラリア統治は、軍隊と流刑移民による侵略開拓と先住民弾圧である事は知ってたけど、この映画で流刑移民の過酷な生活やタスマニア先住民に対する弾圧の実態が知れて、やるせない気持ちになりました。
先の戦争で日本は鬼畜米英という言葉をスローガンのように用いたけれど、欧米列強による帝国主義・植民地支配の歴史と、この映画で描かれた白人以外に対する非道な弾圧を見て知れた事で、鬼畜米英は決して誇張された言葉ではないと理解した。
イギリスについて言えば、インドを拠点としたアジア圏への侵略と搾取、アメリカ開拓にアフリカからの黒人女又隷を使って先住民から土地を奪い、女又隷貿易で利益を上げ、オーストラリア開拓に当たっては犯罪者の流刑先として人を送り、アボリジニの土地を奪った。
タスマニアに於いては先住民を絶滅にまで追い込んでる。
「ナイチンゲール」の主人公はアイルランド系の流刑移民女性であり、利己的な軍人少尉により夫と子供をコロされた上で主人公を犯し、昇進のために小隊を率いて軍本部のある街に向けて移動。
未開の内地を抜ける道すがら先住民女性を暴行する始末。
主人公は復讐のために先住民ガイドを雇って後を追う。
 
酷い映画はこれまでたくさん観てきたけれど、これほど過酷で悲惨な作品は他に無いと感じた。
それほどに衝撃的な作品です。
白人による植民地支配について思えば、かつての日本が侵略されないために富国強兵の政策を進め、対抗手段として大東亜共栄圏を作るべく軍国化して行った歴史に、正統性を感じます。
 
 
邦画は
ゆるい青春映画が観たくなり、
「放課後アングラーライフ」を借りた。
いじめられてた女子高生が転校先で釣り具屋の娘と出会い、なし崩し的に釣り同好会のメンバーになる話。
さわやかな青春釣り女子映画で楽しめた。
 
 
時代劇は
「峠 最後のサムライ」を借りた。
明治維新の渦中にあって、天皇を戴く維新・新政府の西軍と、大政奉還を果たし政権を返上して内戦を避けようとした徳川幕府に義を感じる佐幕派の東軍。
その両者の仲裁と自主独立を夢見た長岡藩。
その家老役を名優・役所広司が演じてます。
その妻は松たか子。
日本を新しくせんとする維新・新政府軍に大義はあれど、日本を二分した内戦に持ち込み佐幕派を武力で討伐すべく問答無用の圧力を押し進めた薩長土の先鋒たちに理があったかと言えば、維新を為した新政府の英傑らの命令にただ従い押すだけの手駒に過ぎず、緩衝の各所で交渉するだけの才覚があれば、避けられた戦いもあったと思う。
武士と元武士、武士と急造の兵士、時代の変革にあっては痛みが伴うのはやむを得ない事だったのだろうか。
果たして長岡藩は落ち、家老・継之介はタヒして火に身を焼き朽ちた。
 
 
河原で焼いた雑木枝は、残り放置中。
軽トラの荷台のゴムカバーに亀裂があり、補修を急いで済ませた。
 
歯の治療は遅々として進み中。
ヒヨコは元気で育ってます。

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する