練習に関して | 松野 剛明のブログ

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トリガーでの毎日やビリヤードでの奮闘記的なことを書いています。


今回もお久しぶりのブログです。
簡単な近況報告から。

昨年の11月からレッスンスタジオをプレ開講しました。
今年から本格開講で頑張ってますがおかげさまで少しずつリピートしていただける受講者も増えてきてます。
有り難い事に受講していただいた方には概ね好評で、更に頑張って自分のメソッドで上達の一助になれれば思います。

レッスンに関しては現状まだまだ空いている日も多いのでご興味のある方は是非ご連絡ください。
お電話は勿論、FacebookやXでのご連絡も大歓迎です。

最近はその代わり練習時間が少なくなっていまして……、週に1、2時間くらいしかビリヤードはしてません。

しかし昨年、レッスンで使用しているフォーム解析をした事で、できてた事、できてたつもりだった事を客観的に理解できたおかげで以前のように毎日何時間も撞かなくても、それなりに球は入る様になりました。

勿論、実戦ですと多少なりとも問題はありますが以前なら一日撞かないと不安になってた感じはなくなりましたね。

基本練習の一つで真っ直ぐの球の練習はします。
その代表的なパターンを紹介をします。

まずはこの形ですね。

センターショットもやりますが、少し距離を離します。
手球がツーポイントからワンポイントの間の範囲ですね。
これ以上離すとレストを組むのが難しいのと基本的に難易度が上がってしまうので時間に余裕がある時以外はしないです。
以前は穴前から少し立てたりして練習してた事もありますが、正直自分にはギャンブルショットなのであまり意味がないんですよね。
試合で撞くとしたら「しゃーない、ええい!」っていく球ですから…。
自分はシュートで相手を押すタイプではないのでこのぐらいの距離までしっかり狙えて撞く事が大事だと考えてます。
個人的にはギャンブルショット(6、7割以下)の球は少ない練習時間でするべきではないと考えてます。
外れるイメージが強くなって、余計に入らなくなります。
そんなネガティブなイメージになるくらいなら試合の時は「なんか入る気がする」ぐらい能天気な夢見てズバンといったほうが余程ましです。
外れてもそんなにダメージはないですから。

次はこの形です。

この中途半端な感じ。
手球はツーポイントで的球は3ポイント。
ストップで下撞いてスピード抑えて入れるだけならそれなりに大丈夫ですが、試合でふと回ってきてコレを15センチとか手元まで引いてきたりとかしようとするとミスし易い球だと考えてます。
思いっきり引くのも、もちろんです。
基本的にネクストの関係で的球のシュート率が落ちる状況の場合、練習での確率より成功率は低くなると思います。
それは入れるだけなら簡単なのに…引かなくてはいけないのか…とかいう感じの心理が働くからなんですよね。
なんか、損する状況に追い込まれた感が出てしまう。

だからこそしっかり練習する必要があります。
成功させねばいけない球なんですよ、このぐらいの難易度は。

外した時にダメージが大きい…あまつさえやっぱりストップにし
ておけば良かっただの……その数秒前に決心したチョイスを完全否定したくなるミスなんですよね。
椅子に座りながら押し寄せる後悔…皆さん経験してますよね(笑)

なので練習します。
なるべく試合で後悔しないように…。

最後はこの球です。


レールに近いツーポイント、ツーポイントの球ですね。
これを強めのドローで練習することが多いですが、上下で強めに撞きます。
昔からこれは良くやってるので自分を知る人は懐かしい気持ちになると思います。
目的は強く撞いてもぶれないストローク、フォームですね。
レールに近いのでハートショットは基本的に難易度が高くなります。
渋い台なら尚更ですね。

最後に他の球もそうですが、特にまっすぐの球を練習する時は結果に重きを置かないようにしています。
一番大事な事は自分の決めたルーティンや形、方法での成功をする事です。
なんか違うけど入るとかは良くないと、考えてます。
違和感があるけど…、まっすぐ見えてないけど…、こじってる感じがするけど…結果入るのは一番良くない事なので、むしろドソッポに外れたほうが良いです。

こうこうしたら入るという自分の方法というかシステムを作るべきなんですよね。
それがあれば多少調子が悪くてもカムバックできます。
ないと数日から数週間程、悩みの季節に没入します。


ここはレッスンでも大事にしてますので、受講者の方にはカムバックする方法を教えてます。