心よりお見舞い申し上げます。
このたびの集中豪雨により、
被害に遭われた皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
避難されている皆様、
復旧作業に従事されている皆様の
ご安全を心よりお祈り申し上げます。
メンタルパワーパートナー協会 一同
以下、
被災地支援チームBTBより
心とカラダの緊張緩和、
安心対応方法の一部をお伝えします。
被災地では、
心とカラダの健康を損なう
二次災害がおこります。
発災後、数週間は安全、
物資などの支援が必要な状態が続き、
後、心理的な影響が表面化してきます。
他に、被災地以外の人たちも、
TV等の映像を見たり、
情報を聴いたり、
余震を感じることで追体験を
しています。
以前の体験が
よみがえるかもしれません。
生理的に、
このようなことがおこります。
涙っぽく・怒りっぽく
・不安・無気力、等、
これは自然な反応です。
【対応方法】
■未来に対する安心をつくる
不安になる人々が出てきた時の対応。
良い状態で対応する為の流れをイメージしておくと役に立ちます。
例えば、地震の場合、3 つ数えて呼吸を取り、それでももし余震が続いていたら、テーブルの下などの安全が必ず確保できる場所へ行くなど。あなたがいるどの場所においてもどの場所に移動できるかを知っておきましょう。
そして、どの方法で援助するにしても、引き続き生じる余震に、どう対応したいかについて何らかの計画を持つように支援し、それをイメージリハーサルしておきます。
■深呼吸
呼吸は頭にも、カラダにも、思考にも
潜在意識の働きにも影響しています。
運動や瞑想で心拍数が変わります。
しかし、脳内の循環は心拍数ではなく、
呼吸数と対応しています。
意識と呼吸のリズムは明確な繋がりがあります。
■周辺視野
周辺視野を使った
リラックスできる方法です。
あごをゆるめて、
視野を外側に広げていくと
リラクセーションをもたらします。
家族、友達、
そして特に子どもに伝えましょう。
これは考える必要のない
リラックスするための簡単な方法です。
とても速くて効果的です。
■安定をつくり、
自分に教えてあげる
クッションを抱きしめます。
そして自分の手をトントンと動かし
自分の身体にやさしく触れます。
そうしながら腹式呼吸を続け、
ねぎらいの言葉で自分に教えます。
「私は大丈夫」
「私はよくやっている」
最後にこの安心した感情を
思い出せるようにします。
■ねぎらいの言葉
ねぎらうことは、
心の回復に役に立ちます。
「私をねぎらって」と人に言う。
「この状態でよくやっている」
お互いに認め合う。
■感情の解放
例・・怒りがあると感じたら
大きな声を出す。
泣きたいときには、泣きましょう。
■イメージ法
イメージをしながら深呼吸をする。
吸う息で・・・愛と真実の力を体内に取り入れる
吐く息で・・・体内に滞った負のエネルギーを解き放つ
■子供への関わり方 ・このようなことは、ほとんど起きないということを伝える。
・「ぎゅっ」しようと言って抱きしめて、トントンする。
・安定、安心した後「おまじない」といってチョキマークをつくる。(しくみつくり)
・一緒に歌を歌う、身体を動かす。
・絵を描く、暗いものを書いたら、良いイメージになるようにお話ししながら「この後どうなるかな?」と良いイメージの質問をする。
■つながりのサポート
安定に役立つのは身近な人々との連帯。
専門家がするのではなく、自分自身でできるよう、
そして共にできるようにサポートする。
防災カラダづくり
命は宝 チームBTB