本屋で『日本を救ったリフレ派経済学』をみつけ、早速買って読んだ。いつものように、マーカー片手に読んだ。作者は、原田泰ちゅう、元お役人さん。役人やのに、日銀さんのことが大嫌いみたい。
その本の中に、「日本銀行は、2013年に黒田総裁になってインフレ目標を採用した」ということが、あっちこっちに出てくる。日銀さんのHPで2013年4月の議事要旨をみたら、「日本銀行は、1月の会合で決定した消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」・・・」とある。
ちゅうことは、「黒田総裁になってインフレ目標を採用した」は、全くのウソで、正しくは、黒田総裁の前の白川総裁の時にインフレ目標を採用したということのようですね。
ちゅうことは、原田ナントカさんがこの本で偉そうにゆうとんのは、その大本の事実関係がまちごうとるいうことやね。
ええ加減なこと言うたら、アカンね。主義・主張はええけど、事実関係はちゃんとしてほしいね、原田さん、とやら。