TeamBomber AK12X
この先の内容は
あくまでも私の考察で
メーカーが意図する内容と
かけ離れているかも知れません。
センターピボットを持つ
1/12電動レーシングカーは
リアグリップを確保する「技」と言うか
UPさせる方法として
「リアの車高調整」が有ります。
リアの車高「リアアクスル真下」
を4.5mmとかにする訳です。
前後に使用タイヤを装着し
フロント・センター・リアの車高を
全く同じ「3.5mm」にした場合。
コレが例えば「0.25mm」だったとします。
コレをそのまま
「1.25mm」に変更してやると
リアアクスル軸の下の車高が1.0mm高くなり
4.5mmに成ります。
このままでは
フロント3.5mmに対し
センターの車高も高く成ってしまうので
ピッチングダンパーの
アジャスターの調整で
センターの車高を調整します。
すると
メインシャーシは水平で
ロアブレースが後方に向かって
ナナメに成る訳です。
こうすると
リアのグリップ感が高くなります。
通称「ソの字状態」
補足ですが
KAWADA M300FX4Sの場合
「リアリバウンド:0.8mm」で使用なので
車高は
フロント:3.5mm、センター:3.5mm
リアアクスル軸下:4.3mm
こんな風に設定してやり
リバウンド分、車体が持ち上がると
シャーシが水平に成る様に設定してます。
リアのグリップを確保させてから
フロントの曲がり具合を調節する為
まずはリアグリップ確保を念頭に
リア車高を高くし「ソの字」にしてたんですが
TBAK12~TBAK12Xの
サイドスプリング
こんな風に
センターピボットの位置よりも
若干、後ろに付いてます。
よく考えたら
リアを持ち上げて「ソの字」で使うと
常にサイドスプリングに
プリロードが掛かった状態に成ります。
(ずっとバネを押さえつけてる)
サイドスプリングに
遊びが無く、プリロードが掛かった状態では
左右のバネが突っ張ってる為
「初期」の動き始めが鈍く成ります。
コレが余計に「曲がらない」
と感じた原因だったのかも?
↑チョイ、気が付くの遅すぎ...(;´∀`)
逆に
逆にサイドスプリングの押さえが弱い場合
ステアリング切り始め、
ロール開始時にバネがフリーに成ってるんで
「ガッ!」って感じでイキナリ反応します。
「ガッ!」ってよりも「スコッ!」って感じかも。
そんな塩梅で今回は
前後の車高を再確認し
サイドスプリングを念入りに調整しました。
--補足--
KAWADA M300FX4Sは
センターピボットの延長線上に
サイドスプリングが付いてるので
リアを上下させてもプリロードは付きません。