>>お仕事の話<<

 

私が社会人に成った18歳の時には

すでに存在してたので

40年以上前から存在しています。

 

 

デンサン ND-800

 

 

 

私が初めて見た時には

 

 

エビのマークでお馴染み

ロブテックス製がメインでしたが

 

近年は他社が類似品を造ってる様で

 

RC界ではハンダゴテでお馴染み

 

 

「good」太陽電器産業製も有ります。

 

私の様に「電工」に従事し

電材問屋等と取引が無くても

 

Amazonやモノタロウでも売ってるので

一般の方々の購入も可能です。

 

この「ストリッパ」って名前

なんだかイヤラシイですね!

 

でも、何度も言ってると

すぐに馴れますが、

 

生まれる時代が違ったら

コンプライアンス的にNGで

「ネイキット」に成ってたかも??

 

 

 

 

この形状を見れば

大体想像が付きますが

 

クランプの内側

 

 

 

ココに刃物が備わって居て

チョコんと刃先が顔を出してます。

 

 

コレを

 

 

こんな風に

多芯ケーブルにクランプし

 

 

 

美しく仕上げるには

多少の馴れ(修行)が必要ですが

 

 

 

ケーブルを持って固定し

「クルリ」と工具を一周

 

 

 

その後

ケーブルの先端に向かって

ケーブルストリッパを移動させると

 

 

 

画像で見難いですが

ケーブルにこんな様な切れ目が入ります。

 

 

 

切れ目に沿って

「クィ」っとひねってやると

 

 

 

多芯ケーブルの外皮のみが

綺麗に「スルン」っと剥ける訳です。

 

 

 

 

こんな風に

我々の様な熟練した電気作業員は

「クルリン!!スパッ!」っと素早くやるんで

 

素人の方の目からすると

「えぇ!今、どうやったんですが?」

↑って成るらしい。

 

別に熟練工が優れてる訳では無く

使う「工具」が優れてるって話。

 

 

チナミニ

ケーブルストリッパの誕生前は

「電工ナイフ」って刃物で

一連の動作を作業してましたが

 

ケーブル被服の厚みや硬さによって

「刃の入り具合」が違い

誤って中の芯線を傷つけてしまう事が

多々有った様子。

↑コレには熟練の電気工の技が必要です。

 

そんな風に

熟練工で無くとも

カンタン&正確に作業できる様

便利な工具が存在するのですが、

 

例え便利なケーブルストリッパでも

刃の出具合が出過ぎてると

中の芯線まで切れてしまうので

工具の微調整が必要です。

(↑コレが以外にメンドクサイ)

 

 

 

ホントはこの話

いつもの冒頭の「余談」のツモリで

書き始めましたが、

 

その「余談」が長すぎた為、

本題は又次回......

 

(;´∀`)