鉄道コレクション・ジオコレシリーズから新製品ポスターが発表されました。
今回鉄道コレクションからは
珍しい「回送列車」のセットとして京成電鉄3600形・3100形新造車両回送列車 6両セットが登場するほか
東武鉄道20400型「ベリーハッピートレイン」、国鉄32系身延線、富山地方鉄道0600形電車(0608号車)、富山地方鉄道軌道線デ7000形(7016号車)が新登場する模様です…φ(..)メモメモ

このうちの国鉄32系身延線2両セットC/Dについてのお話です。

身延線は旧富士身延鉄道を前身とする国鉄(現JR東海)の路線で
静岡県富士市の富士駅と山梨県甲府市の甲府駅を結んでいます。
国有化前に建設された狭小トンネルをそのまま電化したために
当路線に入線できる車両には車高の制限がありました。
そこで主に800番代が付番された
いわゆる「低屋根車」が活躍しました。
32系は横須賀線向けに製造された車両で後継車の投入に伴い飯田線、身延線に転用されました。
転用にあたり
中間付随車の制御車化や身延線向けの電動車は全長にわたり屋根を低屋根化したので
大きく印象が変わっています。
本製品ではモハ32を元とする低屋根が特徴的なクモハ14形800番代とサハ改造のクハ47を組み合わせた2両セットとし
セットCとセットDではそれぞれ前面形状が異なる車両をセレクトしています。

セットCのクハ47は原型のクハ47000番台に近いサハ48000番台を先頭車化改造した050番台で
木枠の前面窓となっています。
前面窓が三枚とも上下の枠幅が揃っており
真ん中の窓枠の下枠がわずかに上がっている仕様で
運転台の窓枠のワイパーが下枠置きに見えるコトから
057か059辺りに見えなくもないですが
側面イラストを見るとトイレ側の台枠の
端部の妻構えが下がった
前面裾が一直線になっている仕様にも見えるのですが…(´σ`)
それだと前面のキャンバス抑えが円弧を描いていない直線仕様しかないので
妻面の下端部が連結器胴枠に向かって下下がりになって
キャンバス抑えが円弧を描いている木枠窓
しかも側面の客室扉にプレスマークが付いた1枚窓の仕様なら
070辺りでしょうかね…φ(..)メモメモ
奇数車はサハ時代に横須賀線で連合軍専用車として接収されていたので車内はロングシートの上
前面裾にはジャンパ栓受が有ります。
クモハ14800に至っては側面イラストを見る限りは
リベットの表現が一切ありません。
これはブラインド販売時代の鉄道コレクション第4弾の富士急行モハ7031仕様にしていた
クモハ14007が元ネタで
屋根板だけ全低屋根の身延線仕様にしただけなのでしょうか。

セットDのクハ47は
前面窓がHゴムで三枚共に覆われています。
運転台窓と真ん中の窓の下辺が助士席側窓よりせり上っているので052ですかね…φ(..)メモメモ
クモハ14800は
こちらも前面窓がHゴムで三枚共に覆われています。
運転台窓と真ん中の窓の下辺が少し上がっている仕様ですので001~003の何れかだと思います。
こちらのクモハ14800も側面イラストを見る限りはリベットの表現が一切ないので
Cのクモハ14800と同じかも知れません。
但しクモハ14800のうち801~803は更新修繕でリベットを省略して溶接した仕様になってしまっていますので
なんとも言えません(笑)
今回の特定用にひと通り検索しましたが特定車輛を模型化するヒトには必須の資料だと思慮。
今回の特定には使いませんがこの72・73系電車篇だけホンモノの印刷本ではなくてオンデマンド印刷のアマゾンで用意している中綴じ資料のような仕様になっています。キンコーズのオンデマンド印刷製本の機械がアマゾンにあるらしく出版社で再版をかけたくてもかけられないような事情のある本ならこういう出版もアリじゃないかと思います。
クモハ14は17m車なのでこちらに収録されています。
このシリーズは他社譲渡後の車輛もある一定数を網羅しているので国鉄車輛は勿論のこと私鉄譲渡車輛についても記述が多数ありますので国鉄系旧型車輛の研究をしている方にもお勧めです。