絵の描かれていない絵本
描くのはあなた自身。
そこに絵を描いていくことによって、
感性や想像力が養われていく。
その感性と想像力が
この地球をもっと平和で美しい星にしていく
というコンセプトによって作られた絵本です。
昨年から、お世話になっている稲吉紘実さんの作品です。
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以下、「この星が絵でうめつくらされたら」の一部抜粋ですです。
※ ※ ※
海のようなものさえ一瞬に
蒸発してしまいました。ですから、この星は、
地球のような自然がなくなり、
殺伐とした、岩と土だけの世界、星と
なってしまったのです。
そして、放射能がなくなるまで、
また、はるか長い年月がかかったのです。
しかし、宇宙、星というものは、
つねに進化しなくてはならないそうです。
神様のような方が考えたのが、
もう一度この星に過去の核戦争をおこしたものの魂を
もった生きものを蘇らせ、この星を手当てして、
そして、それが終わったのち、
美しい地球のような自然を蘇らせようという計画でした。
そして、その神様のような方は、
その星を手当てする包帯に、その星を再び蘇らせる
生きものに、絵を描かせることにしました。
ただ絵を描かせることにしました。
絵だけ描かせることにしました。
この星に再び生まれた生きもの達は、
過去のことは覚えていません。
でも、ちょっとした拍子に、
過去の記憶が戻ることがあります。
もし、戻ったとき、それをきっかけに、再び過去の星が
辿った方向に進んでしまうかもしれません。
それは恐ろしいことです。
その為に神様のような方が創造した生きものが、
天使だったのです。