「先輩は本当にあなたが好きだったんです。


大切だったんです。


だから、自分があなたに恨まれる事なんて、


大した事でも何でもないと。


そう言っていました。


研究者としても、我々は全力であの2人を守り抜かなければならない。


それが自分の使命だと言っていました」


悪夢ちゃん 第十話より



志岐貴(GACKT)が武戸井彩未(北川景子)を守るために、


ウソをついた話。


それを後で知る彩未はその思いに涙する。


出張先のホテルで、


そのシーンだけ見ていましたが、良い話でした。



   ※  ※  ※



「愛する」ってのは


「一緒にいたい」とか


「自分の気持ちを伝える」とか


「思いを寄せ続ける」とか、


そんなことじゃない。



大切に思うからこそ、


己の気持ちは伝えない時もある。



相手に嫌われるようなこともできる。


あえて冷たく接する。



それが、「愛」の形のことだってある。



それは、自分の気持ちの押しつけじゃ無い。



相手の立場や役割、


抱えている思い、


守護霊のココロ、


魂まで、


全て思いやった上で


どう行動するかが「愛」ってもんでしょう。



本当に、大切に思うからこそ、


自分の思いなんてものは、


横に置いて行動できるんです。