流行に乗って、最近読みました。

天地明察(上) (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
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天地明察(下) (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
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これは、面白かった。


読んでアツくなる本。



江戸中期っていうと平和な時代なので、


一見、“何もなかった”ように見えるのですが、


その“時代”を支えるために、


こんなに必死で生きた人達がいたんやということを知りました。



渋川春海、関孝和、保科正之、水戸光圀、山崎闇斎、本因坊道策…



皆、神様が織りなす物語の“役者”です。



“天を相手に、真剣勝負”


ってのがまた、アツかったです。



天(神様)と真剣勝負(ガチ)で戦う男の生き様を感じました。



  ※  ※  ※



左手は火足(ひだり)すなわち陽にして霊(ひ)。


右手は水極(みぎ)すなわち陰にして身(み)。


拍手とは陰陽の調和、


太陽と月の交錯、


霊と肉体の一体化を意味し、


火と水が交わり火水(かみ)となる。


拍手は身たる右手を下げ、霊(ひ)たる左手へと打つ。


己の根本原理を霊主に定め、身(み)従う。


このとき、火水は神に通じ、神性開顕(しんせいかいげん)となって神意が降りる。


手を鋭く打ち鳴らす音は天地開闢(てんちかいびゃく)の音霊、


無に宇宙が生まれる音である。


それは、天照大御神の再臨たる天磐戸開きの音に通じる。


拍手をもって祈念するとき、そこに天地が開く。


そして磐戸が開き、光明が溢れ出る。


光明とは、いわば、種々に矛盾した心が一つになって発する輝きである。


その輝きは身分の貴賎を問わず、老若男女を問わない。



天地明察 上巻より