「結婚前にお墓参りってした方が良いんですか?」



  ※  ※  ※



した方が良いです。


結婚は2者間だけの問題ではありません。


家系と家系の融合の儀式です。



これは、血で繋がるということです。



“血”の中にはご先祖様の全ての記憶が眠っています。



だから、


結婚前は両家の家にあいさつするのは当然のことながら、


お墓参りもした方が良いです。



「○○家のご先祖様


 ○○様と巡りあわせてくださいまして、誠にありがとうございます。


 私は○○様と生涯、幸せに添い遂げます。


 生涯、家庭を守り、ともに成長し続けます。


 だから、どうか見守ってください。


(できれば修行の邪魔はしないで下さい) 」


といった具合に、お墓の前でお願いをする。


そうすると、向こうのご先祖様は


「そうかそうかー。幸せになー」と見守って下さるわけです。



しかし、結婚したのに、あいさつにも行かないと、


「誰のおかげで、結婚できたと思っておるんじゃ!」と


向こうのご先祖様は不満に思います。




ご先祖様がいたからこそ、その人がいるわけですから。




ご先祖様の怒りを買うと、


・姑さんとうまくいかない。


・なにかトラブルが起こる


・向こうの家と合わない


……


といったゴタゴタが生じてきます。



それは、ご先祖様の仕業。



だから、ご先祖様は敬い、一度はあいさつした方が良いのです。



すでに結婚してて、お墓が遠い方は、


向こうのご先祖様に対して感謝することです。

そして、祈りを捧げること。




ご先祖様をないがしろにしてはいけません。





羽賀ヒカル