GW真っただ中ですね
日本医療心理カウンセラー協会では5月3日から5月6日までGW休業とさせていただきます![]()
会社がお休みになる一方で、専業主婦として働いてらっしゃる方は、逆に家族の面倒を見たりとかえって忙しくなる方もいらっしゃると思います。今回は主婦の方に読んでいただきたい「うつ病」の予防&対策をお伝えさせていただきたいと思います![]()
主婦の方も要注意!「うつ病」の予防&対策
女性の方に多いのが、「うつ病なんて自分には関係ないと思っていた」
でもうつ病は誰にでもなる可能性があります。
私が実感するのは主婦層のうつ病が多いことです。主婦に見られる「うつ」は比較的軽度な場合が多く、信頼できる統計などのデータはありません。フルタイムで就労している人がうつ病になったりすると、休職などが必要になるなど目に見えるものが大きいのですが、主婦の場合ある程度まで、自分自身で対策することができるので潜在してしまうのが原因だと思います。
もちろんうつ病は老若男女誰もがなる病気で、主婦に限ったことではありませんが、注目されることが少ない主婦の方を中心にうつ病の特徴や対策法などをご紹介したいと思います。
◆「うつ病」の原因
うつ病の原因は1つでありません。しかもまだよくわかっていないことが多いです。
辛い出来事が引き金になることが多いですが、同じ経験をしてもうつ病になる人とならない人がいるということは、環境や体質が関係していると考えられます。いかにいくつか挙げてみます。
①環境
うつ病の引き金として最も多いのが、人間関係のトラブル、家族や親しい人の死や離別、仕事や財産などを失う、役割の変化などです。
②性格
うつ病になりやすい性格として、完璧主義、責任感が強い、真面目、几帳面、凝り性など、常に周囲への配慮を重視するなどが挙げられます。
③遺伝的要因・身体の病気
脳内には「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といった「神経伝達物質」が存在しますが、体質や身体疾患によってそれらの機能が低下すると、脳の情報処理がスムーズにいかなくなり、うつ病の原因となることも考えられます。
◆うつ病になりやすいのは専業主婦
最大の要因は「孤立」です。
就労している女性は仕事というストレス要因はありますが、一方仕事や付き合いを通して多くの人と接する機会がありストレスを発散する場もあるので、少なくとも自分だけ取り残されていると感じることはありません。
しかし専業主婦の場合、自分だけでそれを抱え込んでしまう人も多いようです。主婦同士での交流を持とうとしますが、もともと社交的な人ばかりではありませんし、夫の転勤など生活環境の変化で難しいこともあります。また家庭での問題や育児に関することは女性にとって非常にデリケートな問題です。
ご主人の協力の問題や、地元を離れて親兄弟の協力も得られないとなれば、仕事をしている女性以上にどうしようもない孤独感を感じて「育児ノイローゼ」や「うつ」に進展してしまう場合も多いと言えます。
さらに家事や育児、主婦同士のコミュニケーションを頑張ったところで、周囲からは「専業主婦なんだからそれが当たり前」程度にしか思われず、自信を失いやすい状況です。仕事をしていれば「私も忙しい」などと反論できますが、専業主婦の場合、愚痴を言い合える仲間がいれば恵まれているほうでしょう。
長い時間を経てストレスが蓄積し身体に現れるいわゆる「自律神経失調症」の中高年専業主婦は私のもとにもよく訪れます。
◆うつの自己チェック
①人前では無理して作り笑いをしている
今までなら楽しかった事でも楽しみや喜びを感じないようになり、何をしていても憂鬱な気分が続くので、日常生活から自然な笑顔が減ります。
②気分がすっきりしない
健康な時は悩みが解決したらスッキリして気持ち良くなりますが、うつ傾向になると自分にとってプラスの出来事があっても気分が晴れません。
③好きなことを楽しめない
健康な時であればストレス解消に趣味の時間を楽しんだり、友達とおしゃべりに行ったりして気分転換しますよね。主婦の女性で「友達とおしゃべりをするのも面倒くさくなって外にも出たくない」などという兆候が出てきたときはかなり要注意です。
④寝ても疲れが取れない
寝付けなかったり、途中起きる、朝起きにくい、寝ているときの寝汗がひどい
このような状態が数日であれば様子を見ていてもよいですが、2週間以上続いた場合は要注意なので、早い段階で専門家に診てもらいましょう。
◆うつ病への対処法
①休む
簡単にうつ病を表現するなら、うつ病はこころと身体のエネルギーレベルが低下している状態です。精神医学の世界では昔からうつ病対策=「休養」と「服薬」です。まずは普段使いすぎている脳や自律神経を休ませてあげるのが何より大切です。ただ就労している方と違い主婦の方は家庭が仕事場です。ご主人の理解があったり、近くの実両親のサポートが得られればよいですが、休養することで家族に申し訳ないという気持ちがあって落ち着いて治療に専念できないという場合は、それだけでは回復は難しいかもしれません。
②カウンセリング
日本ではまだまだカウンセリングを受けることに抵抗がある人も多いようですが、効果的な方法です。
カウンセリングの方法もたくさんあるので、何回か受けてみて自分に合いそうなものを選ぶのがよいでしょう。私たちのところでは様々な技法を専門とする複数のカウンセラーが所属しています。カウンセラー選びのポイントは、カウンセリングで重要なのは自分自身で「生きる力」を見出すことです。最初のうちは話を聞いてくれて親しみやすく、回を重ねるごとに多少の自主性は必要になるのを覚えておきましょう。
③お薬
お薬を否定的に捉える人も多いようですが、やはりうつ病は「脳」や「自律神経」という身体の一部の疾患です。花粉症や胃潰瘍や高血圧に薬が必要な場合が多いのと同じように、お薬を拒否するだけではなく、うつの回復のために活用するのは健康のための近道であり、良い知恵ということも覚えておきたいですね。
最後にお知らせです。私たちのグループではうつ病のかたをサポートするカウンセラーを募集しています。うつ病を経験した方も歓迎します。経験知識のない方の養成コースもたくさんあります。ご連絡お待ちしています。
日本医療心理カウンセラー協会HPはこちら<<<