このような場合、異物を無理には

引き出さず途中で異物を切断した。

そして腸の切開部位を縫合した。


次に残りの膨らんで硬くなっている

部分手を添わせていく。




そして膨らんでいる腸の最終部位を確認した。

先程と同様に、再度腸を切開した。

同様の異物がみえた。



異物を器具で挟み、ゆっくり慎重に引き上げる。

異物は意外と長い。






そして今度は抵抗なく、最後まで

摘出することができた。




腸を縫合し、胃から大腸まで他に

異常がないかどうか最終チェックを行い、

閉腹しオペを終了した。




動物病院にとって、この時期狂犬病の予防接種や

フィラリア予防など1年でうちで最も繁忙期。

さらに今年はなんでか、膀胱結石、重度の肝機能障害、

腎不全・・・などの重い仔の入院が続いています。


自動点滴機もスタッフもフル稼働しております。

お待たせさせてしまう時間が長くなっておりますが

ご理解の程、宜しくお願い致します。


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