「2~3ヶ月前から
くしゃみと鼻水が出ます」と、
12才のダックスくん(♂)
が来院されました。
体温は平熱、食欲も元気さも
いつも通りとのことでした。
鼻水は黄色ぽかったり、白かったり
膿っぽかったりという。
鼻炎を疑い、抗生物質を処方した。
1週間後、鼻汁が減ってきたと
再診にいらっしゃいました。
確かに前回より、良化していた。
診察後、再度薬を処方した。
その後も徐々に、良化傾向には
なるものの、鼻汁が完全には
止まりきらない。
鼻汁の原因が歯に問題がある
可能性も視野に入れ、口を開けさせ
診ようとするが、痛いのか、嫌なのか
ガンと開けてくれない。
左右の唇を捲ってみるのが
歯石の付着は認められるものの
見える範囲中には、それ以上の
はっきりとした異常は見つけられない。
思い切って全身麻酔のもと
口の中の状態を診てみることに。
口開器で口を大きく開けた状態のまま、
口の中を、くまなくチェック。
すると・・・・
(つづく)
最近はデンタルケアーに
関心をもたれる方が
とても増えました。
今回は歯科にまつわるケースを
記事にしてみました。
だいぶ長文になりそうなので
次回に続きます。
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