先月まで軽い外耳炎のため

通院治療をしていたウエスティーくん。

耳の症状は「今はない」とのことでしたが

しばらくぶりに耳を診せてもらいました。



耳鏡で覗くと・・・

耳道に何やら膜状のものが見える。

位置的に鼓膜のみえるところではない。

とは言え耳の構造上、他に膜状のものは

思いつかない。


「???」


判りかねるが、その膜状のものを

鉗子で少しずつ引っ張ってみると


何と



「!!!」



こんなものが・・・。







獣医師Tommyのブログ「小さな命と向き合って」 3


何であろう?

耳道粘膜全体を膜様にコーティング

したようなもので、耳垢と耳道の脂で

形成されたもののようにも思われました。


しかも左右ともに。



獣医師Tommyのブログ「小さな命と向き合って」 3


【左側 ↓】      【右側 ↓】
獣医師Tommyのブログ「小さな命と向き合って」 3

このようなものがあっても

はっきりとした症状がなく、幸いに思います。






日頃、外耳炎等により耳の治療は日常的に

行なっておりますが、このようなケースは

珍しく思い記事にしました。


念のため症状がなくても、ご自分の動物の

耳を覗いてみてはいかがでしょうか?耳


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