今多くの地域で、狂犬病の予防接種が
行われていることと思います。
「もう寝たきり状態なのに
注射を射たなければいけませんか?」
と先日ある高齢犬の飼い主様から
尋ねられました。
最近は獣医療やフードの進歩により
長寿の仔も増えました。
もちろん高齢になったからと
狂犬病の予防注射を射たなくてよい
などということはありません。
しかしながら年齢に係らず
何らかの健康上の理由で
予防接種を射つことが困難な場合は
「狂犬病予防注射実施猶予認定書」
というものがあります。
もちろん獣医師が診察したうえで
判断するもので、状態等により
狂犬病の注射を猶予(ゆうよ)する
という認定書です。
狂犬病ゆうよ認定書をご存じない方が
多くいらっしゃるように思い
記事にしました。
認定理由、ゆうよ期間等
個々のケースによりますので
かかりつけの獣医師にご相談ください。
よろしければ、押してください。