少しずつ春の訪れを感じる頃となりました。

毎年のことですが、まもなくフィラリア検査の

時期となります。

フィラリア検査は血液を使って調べます。

(便の検査では判りません)

少量の血液を用いて、フィラリアの検査キットを

使って調べます。


獣医師Tommyのブログ「小さな命と向き合って」

血液をたらして、試薬を加えて約10分、

写真のように赤いラインが2本出ていたら陽性

1本なら陰性となります。


検査をしないで、フィラリア予防薬を飲ませると

万一感染していた場合、重篤なショック状態に

陥ることがあります。

また毎年しっかりと飲ませている方でも、

知らないところでお薬を出していたり、飲ませる

時期がずれていたなどの可能性があるため

検査をしてから予防薬を処方しております。



予防薬の普及により

フィラリア症の発生率は

激減しております。

これほど予防の進んだ病気はない

かもしれません。

逆に一旦フィラリア症に罹ってしまうと

心臓のみならず、肺や肝臓、腎臓など

にもその影響がおよび生命に拘わる

場合があります。

とにかく予防第一の病気です。

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