登山シーズンの終盤に、富士山を清掃しながら登頂するという企画。
夫はミス・サイゴンの稽古、父を誘ったら今日から石川県の白山に登るから無理、とフラれてしまいました。
なので、一人で参加しようと思っていました。
でも色々と状況が整わず、今回は見送りました。
ここ数年、富士山に登りたいと思っていながら、夏はそれでなくてもイベント盛り沢山なので余裕がなくて先送りにしています。
富士山には10歳の時に登頂しています。
もう26年前!びっくり。
あの頃は山好きの親に連れられて色んな山に行ったのですが、トイレなども今ほど衛生的でなく、山の楽しさが分からず…
その反動もあって私の人生は海へ向かいました(笑)
ダイビングのアドバンスライセンスも取得し、短期間だけどケアンズのダイビングショップで働き、なぜか流氷の下に潜りたい!!と思いつき知床の極寒の海に潜ったり。
小型船舶一級の免許も取得し、未だに「ヨットで太平洋横断」という夢も密かに持っています

でも20代後半の頃から山にも魅力を感じ始め…本当に少しずつだけどトレッキングを楽しむようになっています。
山岳部で出逢って結婚した両親の血筋でしょうか。
好きな山は北海道、大雪山系の黒岳。
今年の1月、尊敬していた女性アルピニストの谷口けいさんが亡くなった場所…
つい最近、ふとこの記事を改めて目にして、私たちが8月に訪れてその数日後に全焼してしまったレストラン『ロック』の馴染みだったという事も知り、なんだか感慨深くなったりもしました。
その時の記事はこちら⇩
ロックが全焼したなんて知ったら、きっと谷口けいさんも悲しんだでしょうね…
いつか父が使っていたロッククライミングの道具を使えるくらいにはなりたいとも思っています。
その為にも日々の身体作りをしていかなくてはいけませんね。
少しずつ、楽しみながら学んで整えていきます

そうそう、富士山。
そんな訳で、26年前に見た景色を今見たら、やっぱり違う景色になるんじゃないかと思うわけです。他の山たちも。
もう富士山は観光地でつまらない、という人も多いけれど、私は10歳の時に見たあの景色がもう一回見たいのです。
そしてあの時キツかった登山中に自分が何を思うのか感じたい。
来年は登れるといいな。
インドに家族で行った時には両親だけ残ってネパールに移動し、ルクラやあの辺りをトレッキングして帰ってきました。
今思えば、一緒に行っておけば良かった〜!と後悔です

『神々の山嶺』を昨夜読み終えた私は、いつか私もその景色を見たいと目論んでいます。
幸いにも、両親が山の道具は売るほど持っているし、パートナーである夫も山や海が嫌いではないようなので、色々と巻き込んでいくつもりです

そんな夫は、先日、私の父からこの登山靴を譲り受けました。
これからこの靴を履いて、色んな景色を一緒に見ていきたいです

私も登山靴欲しいな…
というか、そろそろ用意せねば。
志穂
