
この写真はバスのヒーターのスイッチである、今の自動車には当たり前のように冷暖房が装備され快適に過ごすことができる。が、乗用車とバスでは冷暖房が少し違う。乗用車の場合、温度を設定するだけで暖かくも冷やすこともできる。バスの場合、ヒーターと冷房はそれぞれ独立していることが多い。と言ってもこれは一般的な路線バスの話で、貸切や高速バスで使われるような車両は乗用車と同じ感覚(乗用車と違うのは冷暖房用のサブエンジンを積んでいること)
上の写真で説明すると、左の四角いのがスイッチで3段階になっている。写真はスイッチオフの状態、下に押すと温水、上に押すと軽油を使い車内を暖める。温水はそこまで寒くない時に使う、エンジンで温めた水を循環させることでヒーターとする。真冬などは軽油を燃焼させてヒーターの熱源とする。一昔前までは軽油のタンクと別に灯油のタンクがあり、家のストーブと同じで灯油を使うヒーターが付いていた(私の勤める会社では今も灯油式ヒーターのバスが結構ある)真冬の秋田では灯油式ヒーターの方が強力で暖かい。ただ欠点もあり、乗用車と違いまともに温度調節ができないこと。冷房も暖房も風量を調節することしかできず、温度までは調節できない。少し寒いかなというときは温水式があれば良いが、灯油式のみしかない場合少し寒い時に付けると暑くてしょうがない(かと言って消すと寒い)冷房はある程度温度調節ができるが、最高温度でも寒く感じ、消すと暑いと感じる時がある。一般の路線バスも乗用車や貸切・高速バスのように細かい調節ができるようになってほしい。