受動攻撃について書かれている本を読みました。

その本の題名には受動攻撃のことを、ズバリ「ずるい攻撃」と書いてありました。

 

すごくすごく胸がスッとしました。

 

なぜなら私は今まで、このような事をする人を大人としての物の言い方や、大人としての事の運び方のテクニックを持っている人だと思っていたからです。

 

面と向かって人と争わずに、上手く自分の気持ちを伝えたり、上手く自分の気持ちが満足するように事を運べる、大人として成熟した人であると思っていたからです。

 

そして当然のように、「そんなテクニックを持っていない私は、人として未熟で幼い。だから人からバカにされるんだ。」と思っていたのです。

 

 

受動攻撃という言葉を聞いたことはありましたが、なんだか言葉自体が難しく、なんだか要するに、「世渡りに長けたコミュニケーション能力の高い人が使うテクニック」というイメージがありました。

 

それがなんと一言「ずるい」と言い切っているではありませんか。

ハッと目が覚めるようでした。「ずるい!そうかずるいのか!」

 

だからなんだなあ。だからこの本に書かれているような事をされると、気持ちが良くなかったんですね。

本当に精神的に大人で成熟していて、コミュニケーション能力が高い人であったなら、その人との間ではこんなイヤな気持ちにはならないのでしょうね。

 

やっとわかった気がしました。

一方的に、私が未熟で愚かだからイヤな思いをさせられるんだと、全部自分だけのせいにしていたけれど、そうではないことがわかりました。

 

そしてこんなテクニックを身に付けなくてもいいということもわかりました。

 

それにしてもなんて爽やかに言い切ってくださったのでしょう、「ずるい」って。

あーわかりやすい。

受動攻撃=ずるい攻撃なんだ。そして攻撃なんだ。

こんなやりかたもまた攻撃なんだって、あーなんだかスッキリしました。

 

 

 

 

 

 

 

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