ASDの人と暮らしていると、時々、心に毒を注入されたような気持になる。
こちらの傷ついた心にさらに塩を塗り込んだり、まるで心に毒を注入されるような言葉が次々と飛んでくる。
ASDの人は自分の気持ちの傷つきには、敏感に反応するけれど、自分以外の人の気持ちを傷つけることには躊躇しない。
これでもかこれでもかというほど、次々と言葉が繰り出される。
自分の気持ちが済むまで、自分が納得するまで、自分に賛同させるまで、終わりが無い。
こちら側としては、まるで心に毒を注入されているような気持になる。
反論するとさらなる激しい攻撃に見舞われるので、なるべく反応せず淡々と対応する。
私の耳は聞こえているので、毒のような言葉で心はズタズタボロボロ。心臓はバクバク。
ASDの人は、何かの思いにとらわれると、自分のそのとらわれている思い以外のことが、まったく見えなくなってしまうらしい。
そして自分の気が済むまで言いたい事を言う。
自分の思いをえんえんと聞かせる。
反論したり、私の思いも聞いてもらおうなどとすれば、喧嘩や言い争いになり、さらにさらに心をズタズタにされる。
だからなるべく反応せず、サラッ聞き流す。
そうすればそうしたで、その態度がまた気に入らないと言って、いつまでもいつまでも終わらない。
ASDの人には、自分以外の人の気持ちを感じ取ることはできないらしい。
人にも気持ちがあるってことは意識できないらしい。