ここに越してきてすでに30年が経ちました。
都内への通勤圏。建売を買って都内のアパートから越してきたのでした。
最近ようやくなじめてきた感があります。
30年もかかったのは、自分の居場所を作れない私の気持ち的な問題が大きいと思います。
実際はつつがなく暮らしているのに、はた目にはふつーに暮らしてんじゃんなのに、自分が勝手に、なじめていないとかここには居ずらいとか、感じてしまっていたんです。
それとこれってどこの土地でもそうなんでしょうか?
とにかく地元住民の方々はよそから来た人が嫌い。もともと住んでいた人かどうかで区別するのです。
子どもの同級生のお母さんやパート先の同僚などは、いったん仲良くなってしまえばそれまでよ、なんですが。
それ以外の方たちは、まずは地元の人かどうか?で対応が違ってくる感があります。それもしんどかったです。
これって日本全国どこでもそんなもんなんでしょうか?それが当たり前なんでしょうかね。
今30年経って、私よりご年配の地元出身のご近所様とも打ち解けられるようになってきました。
鳥も鳴いているし、タヌキも住んでるし、でも通勤圏だし、ようやくなじめてきた感があります。
この場所で、数少ない友人を大切にしながらこれからも暮らしていきたいです。
今まで地に足が着いていないような気分で、自分でもどこに行く気だったのでしょうか。
住んでいるこの場所を好きになり大切にするって、ようやく人としての大事なことに気付けました。