『モシモシ…。覚えてますか?』

『覚えてなければ…もういいです…』


早紀と出会ってからの5月から8月まで、また別の女性と出会い、

その女性と今の嫁との間で激しく揺れ動いていた時期でした。

(※その女性と嫁の話はまた今度、じっくりと書かせて頂きます。)


そうしたゴタゴタが終わり、嫁がプロポーズを正式に受けてくれ、

全てが順調に動き出した8月お盆前の夜に、早紀から電話が掛ってきたのです。


「オ~、久しぶり。エッと、誰…かな?」


あの夜の出来事や出会った女、携帯電話の番号など、

全て記憶から消えていたので全く解らず、手探りの状態で会話を続ける事に。


『やっぱり、覚えてないんや~…』

「いや覚えてるよ…(焦)。マキちゃん?やろ…?(汗)」

『違います。早紀です。こないだ○○で一緒に呑んだ…』

「オ~、ア~、やっぱりな~(笑)」


そんな調子で何とか会話を続けながらも(←適当…苦笑)

(何で電話してきたんやろ…)など一瞬だけ懐疑的に。

しかし前回までの傷心はすっかり消え、強くなっているハートと下半身が

(まぁ、エエか。とりあえずメシに誘ってまえ!)と命令してきます。


「どうしたん。久しぶりやな」

『待ってたけど電話くれへんし。ピンクと良い感じなんかな~って思って』

「ピンク?ピンク~?あ~ピンクな。ピンクとも全然連絡取ってないよ」

『そうなんですか~。私はもうてっきり…って思ってました(笑)』


僕が思い出した事が嬉しかったのか、本当に嬉しそうに話す早紀がとても印象的でした。

会える事は確実そうなので、後はヤレるかどうか、ある程度探る必要があります。


「てっきり?って、何がてっきりなん?(笑)」

『いや、別に…(照)』

「エロいな~(笑)。でもピンクは結構遊んでる感じがする娘やったな」

『まぁ~ピンクだけじゃないけど、やっぱりまだ若いからですかね~…』

「という事は…早紀ちゃんも…(笑)」

『う~ん…どうかなぁー(笑)』


はい。確実にヤレる事が解りました(笑)。

とりあえず一週間後の土曜の夜に会う事になりました。

この時は今の嫁との結婚が正式に決まっていたものの、

まだ婚姻届や式も済んでいないので、

(ハァ~、独身最後の遊びかな~)などと、一人で興奮していました(←アホ)。

それが、ここまで長く、悩む事になる不倫に発展していくとは…。