発泡材のワイヤーカット(スチロールの熱線カット)です。
但し、
- ワイヤー(熱線)カットは手を止められません。
- 手を止めると発泡材が余分に溶け込んで失敗。
- 型紙とワイヤーの滑りが悪くても同じように失敗。
- 熱線の温度も悩みどころですが、最終的には手応えで確認しながらカット。
僕はトライ&エラーで感覚を掴みましたが、PC電源を改造して作った「スチロールカッター2号」の使い勝手が良くて助かっています。
ステーション型スチロールカッター2号
厚みの足りない発泡材を3M77スプレーで接着。
この接着剤はとにかく凶悪です。
室内使用は厳禁だし、貼り間違えると絶対に剥がせません。
型台にテンプレートをセットして
発泡材をセット
スチロールカッター(小)に0.2mm線をセットしてカット
すると、面白いように失敗します。
熱線がテンプレートに引っ掛かって、ガタガタのカット
原因は厚紙で作ったテンプレートの強度不足。
そこそこマシに出来ると思っていたので頭が捻じれました。
今後、厚紙製テンプレートは変化量30°以内でデザインすることにします。
また、変化量の大きい物はこれまで通り金属製のテンプレートが必要と結論付けておきます。
【敗北宣言】
強度のある発泡材の在庫も尽きたし、今回の発泡材製雌型によるFRP船体の製作は失敗です。
別の方法、もしくは別の船を作りたいと思います。