「SCX-10Ⅱ」真鍮部品を染める | 模細工工房のブログ

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趣味で「町工場ごっこ」を楽しむオジサンのブログです。
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主にラジコンを作って遊んでいますが、魚釣りも好きだし、自転車にも乗ります。

「泣くも笑うも同じ一生!」楽しく工作しましょう!

改良、改造の為に、ごそごそと部品を集めています。

 

フロントナックルはブラス製を所望、それ以外の部品はアルミ製を手配しましたが、リヤチューブは在庫切れで、しぶしぶブラス製にしました。

 

でも、金色に光り輝いた部品を誇示したくないので、真鍮の表面を「塩化第二鉄」で腐食着色することにしました。

 

平たく言えば、金属の表面を良質の錆でコートして色を変える着色方法です。

 

錆びにも種類があって、鉄製品でよく見る「赤サビ」はダメージ大でダメな錆ですが、「黒サビ」は表面硬度を上げる歓迎すべき錆です。

 

真鍮なら、「緑サビ」はダメな錆で、「黒サビ」は良い錆ってことです。

 

僕は以前、刃物の表面保護のために何年もかけて「黒サビ」を発生させる方法を確立しましたが・・・、後で知った「塩化第二鉄液」(ガンブルー)を塗るだけの方が優れていました。(笑)

 

 


 

これらの部品を黒染めします。

 

今回の腐食液は「ガンブルー」を使いました。

 

まず、水で希釈したサンポールで真鍮表面の汚れを取り除いて、

 

作業を進めるところですが・・・久しぶり過ぎて使い方をすっかり忘れています!

 

使い方を思い出すために実験を兼ねて、ガンブルーをそのまま(原液のまま)塗り塗り・・・

 

しばらく待つと真鍮の色が変わります。

 

だんだん色が濃くなっていきます。

 

他のところにも塗り塗りしますが、色はムラムラ・・・。

 

時間も手間も掛かるし、化学反応も速すぎて綺麗に仕上がりません。

 

どうも原液のまま使うのは利口ではないようです。

 

 


 

 

次の実験です。

 

 

ガンブルーを容器に移して約5倍(10倍でも可)の希釈液を作り、真鍮部品をドボンと漬け込みました。

 

5~10分待つと真鍮部品の表面に気泡が沢山現れました。

 

これくらいの反応速度なら目視確認しながら作業をしても十分間に合います。

 

色合いも確認したので部品を取り出して水洗い

 

水を切り、乾燥して完成としました。(今回は艶消し仕上げ)

 

 

 

(余談)

 

真鍮部品を光沢のある仕上げにしたいなら、ドライバーのように滑らかに仕上げられた金属棒の丸い部分で擦ってやれば黒光りする仕上がりになりますよ。

 

(綺麗に仕上げるには黒染め前の表面処理も必要です。)

 

先にも書きましたが、この着色は化学反応の錆です。

 

塗装ではないので、爪で擦ったくらいでは色落ちしません。

 

バブルの頃にゴルフクラブの黒染めで流行った「ガンブルーでの黒染め」は、ナイフや釣具、クローラーの部品に持ってこいの方法だと思います。