こんにちは、すずこです。

 

毎晩寝る前にYouTubeで

「年金トーク! 梅子」

というチャンネルを見るのを

楽しみにしています。

 

梅子さんという40代の女性が 

カメラマンのご主人と

外にいる高齢者に声をかけて

年金についてのインタビューをするという

とてもシンプルな番組です。

 

 

 

もちろんインタビュー拒否の方もいらっしゃる

のかもしれませんが

登場する方はみな率直に

質問に答えてくれます。

 

年齢、

年金は何歳から受け取っているか

年金の額 

何の仕事をしてきたか

持ち家か賃貸か

今はどんな生活をしているか

今の政治家等に言いたいこと

若い人たちへのアドバイスは

 

といった質問に

梅子さんの優しい語りかけにつられてか

みなさん結構なんでも語ってくれます。

 

 

年金生活者は

物価高で生活が苦しい、

年金=少ない 暮らしていけない

年金生活=つつましい

というイメージがある一方

今の高齢者はたくさん年金がもらえるけれど

これからの若者は年金をもらえないといった

話もよく聞きます。

 

実際巷にいる高齢者が

年金をいくらもらっているかなんて

考えたこともないし

知る由もないと思っていました。

 

年金生活者といえば一般的には

ご夫婦で22万円くらいもらっているのかな

と漠然と思っていました。

もちろん厚生年金の話。

 

ひとりひとり全く状況がちがっていて

女性も働いていて年金をかけていた人、

ずっと専業主婦で来た人、

小さい所で働いていて社保に入っていなかった人

自営業、

会社員、給料の額

寡婦、

障害の有無等

全く違うので千差万別ではありますが

正直

思っていたよりずっと少ないんだな

というのが感想です。

 

 

やはり夫婦合わせてというのが基本ですが

一人になると

ずっと働いてきた男性でも20万に満たない人が多い。

 

女性の場合は一人になると

遺族年金と自分の年金合わせて

15-6万というひとが多いのかな。

もっと少ない人も多いです。

 

大手の会社にご主人が長く務めてきた

専業主婦なんかは

遺族年金合わせて22~3万円もらっている話を

いつも母から聞いているのですが

それはかなり良い方です。

 

国民年金となると満額でも6万8000円だけど

昔の人はもっと少ないので

ひと月分だと思ったら

2か月でそれだけですかーって感じ。

 

そりゃきびしいわ。

一体どうやって暮らしているんだろう。

 

 

でもこの番組の何がいいかといえば

そういった人様の年金額はもちろんですが

 

それぞれのご老人たちが自分の

ヒストリーを語るんです。

 

 

昔は紡績工場に勤めていて

それからソケットの工場に行った

 

昔船に乗っていて、今は水先案内人(パイロット)を

アルバイトでしている

 

新聞社の局次長まで行ったけれど

出世競争に敗れて起業

 

建設現場を渡り歩いた


長年旅館の仲居をやってきて80才の今も

頼りにされている・・・

 

等、名もなき一人の老人たちも

こんな人生を歩んできたという

その話を聞けるのが味わい深い。

 

年金額は少ないと言っても

みなさんもらえることにすごく感謝して

年金は有難いと言っている。

 

そして若い人たちは大変だろうけれど

若いうちからしっかりお金をためてがんばってと

エールを送るのです。

 

高齢者の多くの人はつつましく謙虚でまじめで

日本人の美徳をたくさん持っていて

 

あ~あ 老人ばっかりで

日本はどうなっちゃうんだろう

 

なんて不埒なことを考えていた自分を反省し

今まで頑張ってきた高齢者の人たちが

いつまでも幸せに暮らせるような

世の中でなければならないと

思うのです。

 

 

翻って我が家の夫は7月で65歳になり

いよいよ年金を受給する立場になったのですが

(10月からだって~音譜

 

夫の時代でも年金はあまりうるさく

言われなかったとかで

長い間学生をしていて

個人商店に勤めていた夫は結婚したときには

年金をかけていませんでした。びっくり

 

当時はお給料もたいしたことなかったので

二人して国民年金を払うのがもったいなくて

店を開業するまで国民年金を払っていませんでしたあせる

 (バカバカ)

夫は厚生年金は一度も加入していないので

国民年金の加入が27年で

受給額は月に直すと47000円未満。びっくり

あまりにも少なくてびっくりしましたが

よく考えてみると

8年半受給すると支払った金額とトントン。

それ以上生きると払った以上受け取れ

それが死ぬまでもらえるのです。


(国民年金上乗せの国民年金基金というものにも

入っていますが、

こちらは80歳になると受給額が半分以下に

なりますショボーン

 

今の高齢者たちは確かに額は少ないとしても

きっと支払った金額の何倍ももらっているはず。

専業主婦の人たちは全く払っていなくても

死ぬまで年金がもらえるって

なんとありがたいシステムだと思いません?

 (3号はいずれ廃止されるのかもしれませんが)

そもそもそれほど支払っていないのに

たくさんよこせはないのです。

少ない年金でも暮らせるように

なんとかしていくのが政治のつとめ。

 

若い人たちも どうせもらえないからと

年金を納めない人もいますが

納めないとそもそももらえないのです。

だんだんと厳しくなるとは思いますが

控除もあるし無いよりまし。

しっかり納めてね。おねがい

 

もちろん年金だけでは生活できないので

自分で備えたりずっとお金が入ってくるような

方法を考えることは大切ですが

わずかでも終身入って来るお小遣いだと思うと

ありがたいですよね。


民間の個人年金は今は終身もらえるものは

あまりないはず。

 

 

最近すずこがやたら年金年金というもんだから

夫は

これはボクの年金だからえー

 

といって国民年金は自分のお小遣いの通帳に

振り込まれるようにしてしまいました。

 

まあ別にあてにしていないからいいんですけどね。

 

それより長く働いてくれる方がいいわ。

 

自分は自分で今からしっかり準備をしておきますウインク

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。