皆さまはがんの告知を受けたとき、どのような状況でしたでしょうか。
そのまま自覚もされましたでしょうか。

人によって違うとは思いますが、私が「がんの自覚」をしたのは、ファーストオピニオンである大学病院へ行った後です。

遅いでしょうか。早いでしょうか。

地元の婦人科(つまるところ初診で検査したところ)で、初手から「子宮がんの可能性が高いので、大きい病院へ行ってもらう事になると思います。」とは言われておりました。
検査結果が出た時も、「子宮頸がんの結果が出ました。大学病院への紹介状を書きます。」とはっきり「告知」を受けました。

でも、この時はまだ、「がんになったんだ」と自覚はしておりませんでした。

この微妙な心境の差、とっても説明は難しいのですが。
どこか他人事といいますか、現実を受け止められないといいますか知らんぷり

婦人科の検査結果が出てから大学病院受診、そこでの結果まで1ヶ月ほどではありますが、その間もほぼ事務的に様々な検査をこなしていたという感じでした。
泣きもしなかったけれど笑えもしないという、ある意味メンタル的には一番ヤバイ時期だったかもしれません。(自分でも気付いていないメンタルの不調は本当に気を付けてください。鬱になると一気に急降下します真顔)

大学病院で「子宮頸がんステージⅡb」という診断結果を改めて受け、そしてそれを母に伝えたとき。

それが私が、「がんの自覚」をした時です。

母の涙を見て、そこで初めて私も泣きました。

世の中には、もっと大変な思いや辛い状況にある方が沢山おられます。
それでも母にとっても私にとっても、何よりも哀しい瞬間だったと思います。
結婚報告も妊娠報告も叶わないまま、よりによってこんな報告を持ってくるとは…我ながら親不孝者です悲しい

でも、自覚をして泣いたら楽になりましたし、誰かに伝えることで思いを共有できるので、そういう瞬間も必要だったなと思います。

告知や自覚を受けてメンタルが整理できず、自分でもどういう心境なのか分からなくなっても、どうか焦らず考え込まず、何か他のことで気を紛らわたり、周りに相談をしてみてください。
そして沢山泣いてください。発散することが大事です。
泣いたら泣いた分だけ、少しだけ、強くなれると思いますニコニコ

個人的には、そういう時はもういっそ頑張らずに、好きなことだけをして過ごすと良いかなと思います。
推し活とかね。趣味活とかね。
次第に「ここで終わる訳にはいかぬ!あの漫画の最終回を見届けるまでは!この本丸を明日も継続させるためには!」とみなぎってきますから飛び出すハート
推し漫画は25年以上、ゲームは8年以上ですよ…そっちの方が凄いわ笑



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※あくまで個人的な体験談であり、治療方針や効果を推奨するものではありません。