5/30(木)朝ドラ『虎に翼』第9週「男は度胸、女は愛嬌?」④ | てれびざんまい。

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朝ドラ【こぼれ噺】

 

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・朝ドラ直後に放送中の『あさイチ』の話題も。時に『土スタ』も。 
 
 

『虎に翼』関連番組

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年度前期朝ドラ『あんぱん』

 

 

【再放送】ゲゲゲの女房(BS12)無料
次回は6/3(火)

 

 

【再放送】なつぞら(BS11)無料

次回は6/4(火)

 

 

2024年度前期朝ドラ『虎に翼』

 
4/1(月)放送スタート  NHK総合

毎週月曜~土曜  8:00~8:15

(土曜は「1週間ふり返り」)

激動の昭和を生き抜いた五黄の寅年生まれの猪爪寅子(伊藤沙莉)。法という翼を手に入れ、女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語が幕を開ける!(「Gガイド番組表」より)
 
ヒロインのモデルは、日本初の女性弁護士・ 三淵嘉子(みぶちよしこ)さん。
 
 
📝前作『ブギウギ』と今作のヒロインのモデルは同じ年
 
笠置シヅ子さん
1914年(大正3)8月、香川県生まれ
 
三淵嘉子さん
1914年(大正3)11月、シンガポール市生まれ
 
 
連続テレビ小説『虎に翼』
 

 

吉田恵里香

 

 

演出

 

梛川善郎

安藤大佑

橋本万葉  ほか

 

 

制作統括

 

尾崎裕和

 

 

プロデューサー

 

石澤かおる

舟橋哲男

 

 

『虎に翼』メインビジュアル
 
主題歌
 
米津玄師「さよーならまたいつか!」

 

 

音楽

 

森優太

 

 

 

 

タイトルバック制作

 

シシヤマザキ

 

 

語り

 

尾野真千子

 

 

副音声解説

 

山崎健太郎

 

 

 

 

第9週「男は度胸、女は愛嬌?」④

 

演出

 

安藤大佑

 

 

 

 

5/30(木) 第44回 

 

《前回のおはなし》

あらすじ「Gガイド番組表」より

 

これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言(岡部たかし)は安らかに亡くなった。

 

《今回のおはなし》

 

3つの写真立て。

直言とはるの結婚写真。

2人の若かりし頃。

赤ちゃんの写真は…。

 

語り「昭和21年10月」

 

「直言が亡くなっても、生活は続いていきます。」

 

📻「本日午後、佐世保に復員船が到着しました。およそ400名の一般同胞が、乗っているもようです。お名前は、井上…。」

 

寅「・・・。」

 

 

出征の日、涙をこらえた雄三の笑顔を思い出す。

 

配給に並ぶ寅子と花江。

 

復員服の男性の後ろ姿。

戦災孤児に鞄をひったくられかけて、中身が散らばる。

寅子のお守り。予告のシーン。

その男性は?

 

オープニング

 
この家の大黒柱になれるよう頑張る、と言う直明。

 

「思ったようにいかない。

彼は、どんな将来を思い描いていたのだろう。」

 

 

「それから、それから…。」

 

小笠原「あの…。」

 

復員服の男性が訪ねてくる。

 

布に包まれた、寅子のお守り。

 

小笠原は、復員を待つ収容所の病室で、雄三と隣のベッドだったという。

 

自分の病状が悪化した際、雄三がそれを握らせてくれた。

 

このお守りには、とてつもないご利益があるから、絶対助かる、と。

 

《回想》

小笠原にお守りを握らせる雄三。表情は見えない。

 

その後、小笠原は持ち直したが、優三は…。

 

自分がご利益を吸い取ってしまったんじゃないかと、ずっと申し訳なく思っていた。

 

寅「そんなふうに思うことないですよ。」

 

小「ほんの短い間でしたが、とても優しい、いい男でした。」

 

寅「・・・ありがとうございました。」

涙ぐみ、頭を下げる。

小笠原もまた。彼のすすり泣く声。

 

 

 

寅子(伊藤沙莉)は何事もなかったように生活を続けようとする中、はる(石田ゆり子)は寅子にお金を渡す。

 

は「お父さんのカメラを売ってきました。」

 

花江(森田望智)もはるも悲しみを乗り越えるため、好きなことに使ったのだと言う。

 

内緒で、思いっきりぜいたくした。

そうするしかなかった。

 

闇市。泣きながらどぶろくを飲む花江。

骨壺のある部屋で、あんこの餅を食べるはる。

「これ以上、心が折れて粉々になる前に、お願いだから立ち止まって、優三さんの死と、ゆっくり向き合いなさい。」

 

優しく切ないアコーディオンの劇伴が流れている。

 

 

闇市をさまよい、

焼き鳥とどぶろくを頼むも。

 

《回想》

寅「おいしいものは一緒に。」

優「だね。」

 

手を付けず、立ち去る寅子。

 

お店の人が走ってきて、新聞紙に包んだ焼き鳥を持たせてくれる。

「しっかり、するんだよ。」

 

河原。

 

一人、焼き鳥に向かい。

 

「分け合って食べるって言ったじゃない。必ず帰ってくるって、言ったじゃない。」

 

泣きながら、噛み締めていると、焼き鳥を包んでいた新聞の記事が目に留まる。

 

≪日本国憲法≫

第十四条

 

「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」

 

 

(そう、これは初回冒頭の河原のシーン。)

 

そして。

 

隣を見れば、優三の姿。

 

 

 

優三が自分にかけてくれた言葉がよみがえってくる。

 

《回想》※新録

 

優「トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです。

 

また弁護士をしてもいい。

違う仕事を始めてもいい。

優未の、いいお母さんでいてもいい。

 

僕の大好きな、あの、何かに無我夢中になってる時の、トラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること。

 

いや、やっぱり、頑張んなくてもいい。

 

トラちゃんが後悔せず、心から人生をやりきってくれること。それが僕の望みです。」 

 

止まらない涙。
激しい嗚咽。
 
 
ぐっと、噛み締めて顔を上げる寅子。
 
かの歌声が優しく終わる。《つづく》

 

 

伊藤沙莉氏の魂のお芝居に目頭が熱くなる朝でした。

 

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5/31(金)追記:第1話冒頭の印象的な笹舟。第44回では出てこなかったのだが、次回。


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俺たちの『なにわバードマン』玉本先輩でもお馴染み。

 

 

 

🐅

 

 

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『あさイチ』

 

《朝ドラ受け》

大吉さん「『虎に翼』の最初のシーンに戻られた。」

朝、BSで視聴後『NHKオンデマンド』で1話を見返して見ると、新聞紙に焼き鳥のタレ!

華丸さんの焼き鳥串は後刺しネタも。

 

 

特集は「愛でたいnippon  進化してまっせ!もてなしの大阪」

 

【ゲスト】

本上まなみさん

こがけんさん(おいでやすこが)

 

【講師】

和田明日香さん