今日は久々に山に行って来ました。

まだ蒸し暑さが残る物のかなり秋めいた空気となった山は夕方から天気が崩れて来るのを予兆したかの様に雲が掛かる時間が多かった。

山の中腹に有る風穴からは冷蔵庫の中と同じ位の気温の風が吹いて来て、登山の疲れを癒してくれる。

夏でも冬でも何時も冷蔵庫並みの気温の風が吹き出す風穴。

涼しいからと言って長く風穴の前に留まれば、逆に冷えすぎて腹が痛くなる程に冷風が吹き出して来る。

昔「昭和初期頃まで?」はこの風穴の中で養蚕をしていたとの事だ。

今日は朝から長男をバイト先に送ったその足で登山に行く事となり、ドタバタ登山の支度をしていたら山用の時計を用意するのを忘れて、この所毎日平日に着用しているチプシチの一番軽いVP46を間違えて着けて来ていた事に、家を出てから車内にて気が付いた。

しかしこのチプシチのVP46は時間の確認だけの機能に徹している為めちゃくちゃ軽くて薄くて嵩張らず、その上防水性能も10気圧防水で有るのですこぶる登山向けな腕時計な事を実感した。

登山の荷物は全て自分の足で運ぶ為、例えたったの1グラムでも軽くて薄くて小型で嵩張ら無い物がベストだ。

無論身に付けている時計かスマホ以外にはタイムキーパー等何もない野外での使用にも故障が発生する様では話しにならない為、必然的に耐久性も高くなくてはならない。

だからと言って耐久性ばかりが高くても余りにゴツゴツして重たい腕時計は手首周りが重たくて気になるし、グローブを着用した際に無駄にゴツい腕時計が手首で干渉して邪魔となる。

山で時計が必要とされる機能は時計なので当たり前の事なのだが、「何時でも正確な時刻が確認出来る事。」と「突然の天候急変時の雨滴や沢や川の水に腕が浸かって濡れたりしてもそれに対応出来る最低限の防水性能。」それと後はストップウォッチ機能が有ると便利な位の物だ。

それに意外と経験しがちなのがスマホを時計代わりに登山すると、肝心な時にスマホのバッテリーが残り数%になり心細くて焦る事になるのは「登山あるある」なので、極力スマホ以外のタイムキーパーは持参しなければならない。

そんな登山に求められる時計の条件を全てチプシチのVP46はクリアした。

結局カシオのプ◯トレックやらス◯トやらゴツい◯-SOOCKなんて必要無かった。

アウトドアでは何万円とかする様な高級?な腕時計や時計は必要無い。

軽くて薄くて嵩張らずそのくせタフで、もし傷付いたり壊れたりしても全く惜しくも無いたったの880円の腕時計が登山には最適な事を実感した。

二週続けで汗まみれになり、下山後に立ち寄った温泉でチプシチも綺麗に洗ってやった。

そして登山時の装備が年々ミニマムになっている事に気が付いた。

それは年々歳を重ねて行く内に少しずつ自分の体力も衰えて来ているので、知らぬ間に少しでも軽い物を選ぶ様になって来たのだと言う事だろう。

久々の秋の登山は登山の装備を改めて見直す切っ掛けともなった事に気が付いた、日曜日の山登りで心地よい疲れを感じた私でした✨。