「ワン・オブ・サウザンド」
つまり「千に一つのみ。」な事を表す言葉だ。
この言葉を私達世代の男に知らしめたのは恐らく今巷で話題のNETFLIXオリジナルドラマで鈴木亮平さん主演で実写化された「シティーハンター」の原作にて出て来たこのシーンでは無いだろうか?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240511/22/moyo44mag/76/3e/j/o0446068715437492846.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240511/22/moyo44mag/be/e1/j/o0453067715437492849.jpg?caw=800)
私自身はこの冴羽獠の口から語られたセリフでワン・オブ・サウザントの言葉を知った。
劇中では、恐らくS&W M64かその357マグナム対応仕様のM65と見られるリボルバーが「ワン・オブ・サウザント」として使用されていた。
私自身非常に興味深い事が有り、私のこの拙い駄文のブログを何時も読んで下さっているガンファンでも有る皆様の中で「ワン・オブ・サウザンド」と呼べる様な特別製の様な精度を持つ市販量産品のエアソフトガンに当たった経験を持つ方がどれ位居られるのか?
これが非常に気になる所なのだ。
実は私は私的な感覚かもしれないのだが、このワン・オブ・サウザンドとも呼べる程かどうなのかは分からないが、本当に稀な位に当たるエアソフトガンを所有している。
それがこれ、
この東京マルイの10歳以上用エアーコッキングハンドガンのS&W M645なのだ。
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このマルイのエアコキのM645は古くは1986年頃に1900円シリーズの第4弾として発売された今や「化石銃」の類のエアコキハンドガンを10歳以上用にローパワー化してホップアップ機構を搭載した超ロングセラーの現行商品でも有る。
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この機種全体的な事なのか?それとも私の個体だけなのかは知らないのだが、この10歳以上用のM645は10歳以上用の機種としてはかなりギリギリの線迄攻めた高初速が出ていると見えて、付属の0.12グラムBB弾を使用すると鬼ホップ過ぎて使えた物では無い。
だが、この軽量弾だと鬼ホップのM645にいざ大人用の重量弾の0.2グラム弾を使用すると、飛距離は格段に短くなるのだが7~8m迄の射距離ならば数発だけホップパッキンの慣らし撃ちを済ませてから付属のマルイのペーパーターゲットの10点圏内にほぼ1マガジンの13発全てが収まる精度を持っている。
通常エアソフトガンのハンドガンのAPS競技の射距離は5mとの事。
幾らツーハンドホールドとは言えど、こちらは市販量産品の中でも低価格で低年齢向けの全くのドノーマル製品。
それで7~8m先のターゲットの真ん中辺りに1マガジンのほぼ全弾が収まるのは、かなり上位な精度と読んでも差し支え無いレベルのアキュラシーでは無いだろうか?
この東京マルイの10歳以上用のM645の流通している製品全てがそうなのか?それとも私の個体だけなのかは分からないので、これをワン・オブ・サウザンド等と軽々しく口にしてはいけないかもしれないのだが、何せこの低価格の低年齢向けエアコキハンドガンのM645が私の持つ全てのエアーソフトガンのハンドガンの中でもNo.1かもしれない程に7~8mからのグルーピングがズバ抜けているのだ。
確か新品で1600円位で購入したかと思う。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240511/22/moyo44mag/a1/48/j/o1080081015437492890.jpg?caw=800)
ハンマーもスライド上のセーフティーレバーもモールドで、エジェクションポートも開かない。
表面上の可動部はトリガーとセーフティー機能を持たせたスライドストップだけ。
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刻印がまあまあリアルなだけが救いか?。
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後はモナカのネジ止めの為のビスがそんなに沢山露出してない事が救いか。
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対象年齢表示のシールは貼ったまま。
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マズルフェイスを堂々と真っ二つに走るパーティングラインも昭和の頃に発売された低価格エアガンならば当たり前の光景だ。
上記のアキュラシーを叩き出すインナーバレルは普通のアルミ製。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240511/23/moyo44mag/28/25/j/o1080081015437519196.jpg?caw=800)
マガジンは例の如くマガジンリップの無い逆さにすると装填された弾が全て落っこちる初期製品の割り箸マガジン。
全弾を撃ち終えてからマガジンを抜かないと、銃本体の中で「ジャラッツ!」と嫌な音を立てて全ての残弾がバラバラと落ちてしまう、未完成なマガジン。
これだけでサイティングがかなりやりやすくなる。
後は何も手を入れていない。
それどころかまだ一度足りとも分解すらしていないこのM645。
その高いアキュラシーは近日中に何時もと同条件のターゲットシューティングをして実証したいと思う。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240511/23/moyo44mag/b8/81/j/o1080081015437519229.jpg?caw=800)
私のブログを読んでくれておられる方々にも、各々の「おいらのワン・オブ・サウザント」をお持ちの方には是非ともブログにて公開して頂きたい。
価格やパワーソースの種類は問いません。
ただ1つの条件として、「精度向上の為のカスタムを施していないドノーマルな物に限る。」
どれが偉いとかショボいとかじゃなくて、信じられない位に良く当たるドノーマルのエアーソフトガン。
これをご披露して頂きたいと願う土曜の夜の私でした✨。