今日から年末年始の休暇が始まった。
この正月は実母を連れてかみさんの実家の島にて過ごす予定だ。
子供達はすっかり大きくなり、自分達で家の留守番してのんびり過ごすと言う。
もう間もなく次男坊も法律上では「成人」になるのだから、何時までも親と一緒に行動はしなくなるのも当たり前だ。
途轍も無い早さで1年が終わろうとしている。
だが、自分の身の回りの環境だけでは無くこの国の情勢も世界中の情勢も目まぐるしく変化した1年だったと思う。
近年初めて?と言うレベルの円安と不安定な政治により、不景気のまま年末年始を迎えたこの国。
それでも明日の命もどうなるのか分かった物では無い戦禍の中の国の方々に比べれば、それもまだ贅沢な話なのかもしれない。
今から丁度半世紀前も世界のあちこちで戦争が起きており、今も昔も結局大多数の人間が幾ら世界平和を望んでも国家間レベルの問題となると、永遠にいざこざが収まらない事を表している様に感じる。
かつてジョン・レノンがオノ・ヨーコと子供達とで叫ぶ様に「戦争は終わった!ハッピークリスマス&ハッピーニューイヤー!」と歌っていたが、1つの戦争は終われど世界のあちこちで今この時も戦争や紛争が無くなる事は無いのだ。
悲しきかな。人間の性は悪なり。
同種間で根絶やしになりかねない程の争いを絶えず行うのはきっと人類だけだろう。
古い汚い錆やシミだらけのMGCの金属モデルガンのM16。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231230/10/moyo44mag/d2/71/j/o1080081015383268583.jpg?caw=800)
デタラメ極まり無い作りだが、あくまでもこれは作動して遊ぶモデルガンで有って精密模型では無い事を表している様な気がする。
三角形のフロントサイトポストも最近では逆に新鮮さすら感じる。
銃剣の着剣ラグは実物とほぼ同寸だった。
アウターバレル径こそA2以降モデル対応なので違うが、M9バヨネットもしっかり着剣出来た。
クドい位に徹底的にモデルガンとしてアレンジされた構造なのは、当時「世界一安全な玩具銃」を標榜していたMGCだからだろう。
実銃ではセミオートの位置に当たる直立位置がセーフティーとなっている。
ストックもA1タイプ。
バットプレートは物入れの無いベトナムタイプの物が付く。
まるでベトナム戦争に使われた当時物の実物マガジンの様な風合いだ。
どうせ発火する気など毛頭無いので、スタンダードモデルでなんら構わない。
これもベトナム戦時のモデルだ。
ベトナム戦争が終結してもうすぐ半世紀が経とうとしている。
例え昔の戦争で使われた兵器や武器が古くとも、沢山の兵士が命を掛けて争い亡くなった事は現代の戦争も昔の戦争も何ら変わりが無い。
銃器愛好家として、私個人は銃器は好きだが戦争は絶対にしてはならない。
その思考だけは何時までも変わらない。
世界が平和だからこそモデルガンとして、銃器を愛好出来る事を幸せに思う年末の私でした✨。