先日から何度も続きクドいと思われる方もみえる事かと思いますが、今回も45オートの記事になります。
これは私の所有する数少ないWAの1911ピストルの「コルト・ガンサイトピストル」。
コルトとシューティングスクールのガンサイトのコラボにより作られた、1911ピストルのカスタムガン。
同じガンサイトピストルにもS&Wの1911とコラボしたガンサイトピストルも有る。
45オートの父とも呼ばれ、近代的コンバットシューティングの技法を世に広め定着させたジェフ・クーパーが1970年代に開設したシューティングスクールのガンサイトの推奨した1911ピストルのカスタムガンがこのガンサイトピストルなのだが、昨今の1911カスタムと比べると非常にシンプルなツボのみを押さえたカスタム手法が取られており、そこが私の好みでこのガンサイトピストルを購入した。
裏側の図。
アンビセーフティーは装備されていない。
他はへレッツ社製のガンサイトピストル専用の薄型木製グリップが装備されている位が特徴か。
アジャスタブルロングトリガーを装備。
未だによく見掛ける3ホールのロングアジャスタブルトリガーは個人的に好みでは無いので、唯のロングアジャスタブルトリガーなのは私には好感が持てる。
スイッチ付のビーバーテイルグリップセーフティーレバーと、チェッカリングの入ったストレートタイプのメインスプリングハウジングが付く。
個人的にビーバーテイルグリップセーフティーは見た目もだが、全く好みでは無い。
ビーバーテイルグリップセーフティーはハンマーバイトを防ぐ為に採用される様になったとの事だが、私は過去に一度もグローブをしていてもハンマーバイトされた事が無い。
それにビーバーテイルグリップセーフティーはコッキングされた状態のハンマーに親指がアクセスし難いのも好きでは無い所だ。
後はホルスターから抜く時にビーバーテイルの返し?の部分に手が当たる事もまま有って、邪魔臭くて好きでは無い。
ストレートタイプのメインスプリングハウジングは良いのだが、このチェッカリングタイプは野外での使用時にチェッカリングの溝に泥や土が入ると容易には落とし難いので、ここはストレートセレーションタイプの方が実戦的で好ましい。
流行りのバーストやナウリン等のカスタムバレルでは無い様だ。
スライドストップレバー操作でのスライド閉鎖をまずしない自分には、スライドストップレバーでのスライド閉鎖しか出来無いのは痛い。
おまけにこのコルトガンサイトピストルが発売された頃のWAの1911は、スライドストップノッチにノッチプレートがまだ入っていない頃の製品なので、スライドストップレバーでホールドオープン解除ばかりしていると、あっという間にスライドストップノッチが削れて来ると思う。
なのでホールドオープン解除の際にはノッチにとても気を使いながら、ノッチにダメージが来ない様にしてスライドを閉鎖している。
全体的にはかなり自分好みのツボのみを押さえたカスタム1911のコルト・ガンサイトピストル。
マルイの1911ピストルを購入してから、色々と自分好みのカスタムを施す事を考慮するならば、最初から好みのカスタムが施されたWAの1911ピストルを購入するのも1つの手だとは思う。
買ったままの1911ピストルを使うので有れば、マルイが最強だと思う。
そこは上手い事住み分けが出来ており、どちらが良い悪いの話ではない。
私にとって必要にして十分なカスタムが施された1911ピストルが、WAのコルト・ガンサイトピストルだったと言うだけの理由だ。
後はWAのマグナブローバックの1911の撃ち味は、やはりマルイの1911が大人しく思える強烈なリコイルだ。
純粋にターゲットに向かって射撃する楽しさ。手に取っての圧倒的な質感の高さを味わいたいのならばWAの1911 。
サバゲーやスピードシューティング等で過酷に扱ってもちょっとやそっとの事では壊れない、絶大な信頼感と精度を持つのが東京マルイの1911。
自分はそんな風に各社の1911のガスブローバックガンを楽しませて頂いている。
次回はそんな射撃の楽しさを感じさせてくれるWAのコルト・ガンサイトピストルにて禊シューティングを行いたいと思います。
果たしてWAの1911の実力の程は如何ほどか?
有難う御座いました🙇✨。