GWの四国一周旅行の日程の最中にTwitterのフォロワーさんに教えて頂いて、どうしても私が行きたくなった場所の1つがこの四国自動車博物館だった。

四国自動車博物館のパンフレットの見開きが目玉の展示車両である、ランボルギーニカウンタックLP400だ。

長年製造されていたランボルギーニカウンタックの中でも一番初期型のLP400は300台程度しか生産されなかった事からも、最も希少価値の高いカウンタックだろう。

そのカウンタックLP400がこの四国自動車博物館に展示されているのだ。

更にパンフレットを開くと、有るわ有るわ。

全体にイタリア車が多い展示車両の内容だが、実車は殆ど目にする機会が無い車両の数々が幾つも展示されているのだ。

博物館の収蔵車両のトップバッターはこのアバルト・レコード・モンツァLMと言う超マニアックな車両で、数あるアバルト750シリーズの1両のザガート製ボディーを架装した1台。

曲線を多用したボディーデザインは同じザガートデザインのアルファロメオのジュリエッタSZによく似ている。

入口側の展示車両は、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーの劇中車両のデロリアンのタイムマシンだ。

タイムサーキットも完全に再現されている所からして、これは映画撮影に使用された車両の内の1台では無かろうか?

ピンボケが酷くて申し訳ないですが、こちらはフィアット・ディーノ・スパイダー。

ディーノ246GTのエンジンを搭載した、美しいフィアット製のスパイダー。

そしてこれがパンフレット表紙に載っていたアルファロメオのザガートデザインボディーを架装した、ジュリアTZ2。

TZ1のボディーをよりレーシーに仕上げ直したデザインのTZ2は、レースでは大した活躍は出来なかったがとても人気の高い車種な上に、物凄く希少なアルファロメオのスポーツカーでも有り私は実車は今回初めて見た。


こちらもアルファロメオのジュリアGTA1300jr.

これは1960年代のサーキットでバリバリ活躍したアルファロメオの中でも特にアルフィストに好まれる車種。

個人的にはアルファロメオの中ではかなり上位に好きな車種が、このジュリエッタ・スパイダー。

宝石の様に美しい車だった。

これもアルファロメオのSZ。

1990年代に再びザガートと手を組み作られた、アルファロメオの力作。

これの実車は何度か実走する姿を目撃した記憶が有る物の、最近ではかなり現存する台数は減ったと思われる。

アルファロメオの車両が続くが、155V6 TI。

これはヨーロッパツーリングカー選手権等の数々のレースで大活躍したアルファ155ベースの中身は別物の化け物的なレースカーだ。

おなじみディーノ246GT。

チンスポが付いているが、他はほぼノーマル状態の綺麗な個体だった。

これもかつては実走する姿を何度か見た事が有るが、今では走る不動産の様な価格で取り引きされている名車だ。

これはレーシングプロトタイプのディーノ206。

エンツォフェラーリの愛息のアルフレディーノが設計したレーシングプロトタイプマシン。

これも大変希少な車だ。

そして1960年代のフェラーリのロードカーベースのサーキット仕様車の356GTB/4コンペティション。

通称デイトナと呼ばれるフェラーリのレーシングモディファイバージョン。

とても人気の高い車種で、レースでの活躍にも枚挙に暇がない。

これも私は初めて見た。

そしてこちらは言わずと知れた日本の誇る名車。トヨタ2000GTの後期型。

同じく2000GTの初期生産型。

日本の名車ファンにとって憧れの的のトヨタ2000GTが2台も並ぶ姿は圧巻の光景だった。

ここで又画像添付枚数が限界となったので、「その3」に続きます。