MGCの45オートのモデルガンの傑作。


社内コードナンバー「GM5」。

コルト45オートマチック。シリーズ70。

所謂「70コルト・ガバメント」。

これはMGCが倒産した後の台東商事だかが金型を使って細々と少量生産していた時期の製品の為、御世辞にもMGC時代の様な綺麗な仕上げではない。

しかし構造はMGC時代のままなので、MGCとしてはリアル路線に振り切った構造。

カートリッジもリアルサイズとなり、素材はヘビーウエイト樹脂を使用している。

昔は何度か発火した物の、今やパーツの確保が大変になってきたので、デトネーターを抜いてダミーカートリッジ仕様にした。

グリップのみマルベリーフィールドのウォールナットチェッカーグリップに交換してある。

GM2の素朴な温かさとは異なり、リアルライクな路線のGM5。

ハンマースプリングのテンションはガスブローバックハンドガンのガバメントと比較して、優に3倍位の重さだ。

火薬の爆発力を利用したブローバック作動の衝撃と反動を抑え、ショートリコイル作動の再現も図る為に、リコイルスプリングもダブルスプリング仕様となっている。

MGCのモデルガンが好きな人達の間でも、素朴なGM2派かリアル路線のGM5派かに分かれるのかも。

私は…

いや、選べない。

やはりどっちも好みかもしれません。

今回はMGCの古の名銃。

「GM5」コルト45オートマチック。シリーズ70を御紹介させて頂きました。