成績が悪くても、生徒をきちんと見て、褒めてくれる…
そんな学校は、好き嫌いが分かれるかも知れません
例えば大学受験は「受かるか、落ちるか」という結果だし、
それで結果が出なければ、生徒自身も悲しい思いをするのだから、
ビシッと叱って下さる先生の方がいい、
というご意見も、ごもっともかと。
また学年にも、よるかも知れません。
高2の夏過ぎたのに、結果じゃなくて過程を褒めてる場合じゃない!とか。
我が家のぼんやり長男、「開成じゃない方の御三家中」に通う2年生ですが、
先日、先生から言われてちょっとうれしかったことがあったので、
ご紹介しようと思います。
(ちなみに、成績低迷中です。
うれしかったとか言ってる場合じゃない!
というご意見も、ごもっとも。)
以前お話したように、
中学になったら、今度こそ自分で計画し自分で学んで欲しいと、
取り合えずNO塾で本人に任せている我が家
中1は成績が下降を続け、
ヤバイと中1最後~中2の1学期は本人も多少勉強したものの、
成績は上がらす。
(悲しいご報告はこちら↓)
しかし、良い友達に恵まれているのは相変わらずで、
文武両道で憧れている友達に、勉強を教えてもらう会を
夏の間に開催してもらっています。
(その内容も↑の記事に)
さて、先日、用事があって学校に行ったのですが、
そこで担任の先生をお話する機会がありました。
本人は、勉強しても成績が伸びないので、
苦しんでいるようです。。。
(と言っても、試験前日に2時間程度。
コレって舐めてますよね?)
特に主要教科は、ここで落ちこぼれるのはヤバイですよね。。。
という話をしたら、担任の先生、
あっはっはーと笑って、
「でも、ぼんやり君、危機感を持ち始めてますよね?
授業中は相変わらず、友達にちょっかい出したり出されたり
集中力が欠けているなと思う時もありますが、
(↑大変申し訳ありません)
休み時間や放課後に、勉強ができる子に声をかけて教わったりする姿を見て、
変わったな!やる気出てきたかな!と思っていました」
とのこと。
でも、成績低迷変わらずなんですけど。。。
大丈夫でしょうか。。。と聞くと、
「塾行ってないんですよね?
1年間、成績が下がってきて、
自分で危機感を抱いて行動できているのは、
すごく良いことだと思います。
自分で気付いて行動するって強いんですよ。
まず行動して、それで上手くいなかったらやり方変えて、と
試行錯誤していく事が、すごく大切なんです。
だからすぐに成績が上がらなくって、全然、いいんです。
むしろ、最初は苦労して、試行錯誤した方が、
彼なりに学ぶ意義とか、彼に適した勉強方法にたどり着けて、
遠回りしているようで、近道だと思います。
僕は、ぼんやり君が変わってきたな~変わろうとしてるな~
と思ってみてました」
と言って下さいました。
感動しました。
アホ親に聞こえたら、申し訳ないです。
が、無法地帯みたいな男子校で、
うちのアホ長男みたいな、特別な才能がある訳でもない平凡な子も含め、
こんなに子供の一人一人を見て下さっていることに。
学校にとって大学合格実績は、死ぬほど大事なものだと思いますが、
(長男がまだ中2というのもあると思いますが、
考え方によっては『もう中2』という人もいると思うので)
まだ結果は出ていなくても、
そのプロセスを評価して下さることに、
ゆっくり変化しても良いんですよと言って下さることに。
長男が、小2の時から勝手に憧れ続けた学校です。
色々、不思議過ぎるクセ強過ぎる学校と思って、
実は合格を頂いた後でも、
海城行った方がいいんじゃないかと思っていました。
(すみません)
私が、海城って素敵な学校と言い過ぎたせいで、
長男にプレッシャーもかけていたようです
(母親、失格です)
↓詳しくはこちら
でも、今回の担任の先生のお話を聞いて、
長男は、この学校に合っていたな~
こちらにご縁を頂いてよかった!!と改めて思いました。
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