こういう書き方をすると、倫理違反のようですが…
それでも中学受験に挑み始めたご家庭なら、
ちょっとは悩んだことはあるのではないでしょうか。
塾の宿題終わらない地獄にはまっている…
例えば小６になり、
土曜や日曜も特訓や模試などで埋まる時期、
小学校の宿題として出てる、
簡単すぎる算数ドリル、毎日１ページやる必要ある？
国語の教科書のあるお話を毎日音読、まじでやんないと駄目？？
みたいな、悩み
長男が通う地元の公立小では、
中学受験をする子で「学校の宿題なんかに時間は使えない」と
毎朝、堂々と宿題の答えを写している子もいたそうです
（親公認だったかは不明）
↓
私も長男も、こういうのは受け付けないタイプで、
それに基礎こそ大事だし、
基本的に、受験でどんなに忙しくても、
学校の宿題はちゃんとやること！
まず学校のことを、きちんとしてから、塾！！
というスタンスでした。
…とは言っても、私がちょっと後悔しているのが、
「国語の教科書を、毎日１５ページほど音読」
という宿題。
音読の大切さは分かりますが、
１周目はともかく、
おそらくその話を授業でやっている期間は、
同じ話を２周も３周もする感じだったので、
親子ともに、飽きてくる・・・
ここは正直、親として融通をきかせても良いところだったのかな、
と思わないでもないです。
（というか、後から聞いたら、
別に中学受験生でなくても、
同じ所を何度も読むのは意味ない
と
やっていないご家庭も結構あった模様
）
ただ、小学生のうちは、
（余程おかしいモンスター先生なら別ですが）
「先生の言うことは聞く」
「ルールは守る」
ということを、叩きこみたい時期でもあり、
未だに正解は分かりません。
（子供３人いても、
きっと永遠に正解にたどりつけない、私
）
特に塾に週６で通っているような小６の時期は、
子供が疲れている時もあるし、
もう少し、上手に融通を利かせられる親であっても良かったのでは？
という思いと、
良心の呵責とに、
私が振り回され、悩んだ時期でもありました。
そんな自分軸のない駄目母の私が、
ちょっと自信を持てたのが、あるママ友さんと話した時。
幼稚園から公文に通い、バッチリ受験準備をされてきたご家庭で、
娘さんは、結局、女子私立の最高峰の学校に合格されたのですが、
夏休みの宿題、
学校で「課題研究」みたいなのが出ていたところ、
そのママさん、
「もう研究とか、面倒くさいの本当に勘弁して欲しい～
でも長い目でみたら、そういう勉強って大切だし、
親子でネットサーフィンして課題探してたら、
なんか面白そうなテーマをバンバン見つけちゃって、
最初、私は、手軽に終わりそうなテーマと思ってたのだけど、
娘がやりたい！と決めたのが、長期の実験とか観察とか、
超面倒臭いテーマで、
でも親としては『受験優先だからやめなさい』とも言えず、
泣きながら、
準備手伝ってるよ～
」
…と、本当に嘆きながら、
でも、めちゃくちゃ丁寧な研究をしてたんです
このママ友さんの嘆きと真面目さをみて、
ああ、これでいいんだ、
受験生だし面倒くさいよーって文句言いながらでも、
ちゃんとやることが、
長い目でみたら一番の教育だよね
と思えました。
まあ、このご家庭の場合、幼稚園から公文やり、
我が家より早くサピックス通塾を開始し、
きちんと基礎固めをされていたお子さんだったので、
早期教育なし、小５秋までサボった、
我が家の長男と同じ土俵で考えてはいけないというのは
百も承知なのですが。
ちょっとすると「真面目」が揶揄され、
「効率」「スマートさ」みたいのが良いとされる近頃ですが、
真面目に、誠実に、という生きる姿勢みたいなものを、
ちゃんと子供に伝えるのって、
やっぱり受験よりも大切なのかも・・・と思った出来事でした。
（ご家庭の判断によると思います。
正直、他のママさんに
「それって綺麗事ですよね？」と言われたこともある。
でも、やっぱり、「それって綺麗事」と割り切るのは、
私の性には合わない。
我が家は、泣きながら研究したママ友さんの考えが、しっくりくる
）
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