神父はカトリック、牧師はプロテスタント。


新郎新婦どちらかが信者で、しかも初婚でなくてはならず(死別を除く)、式の前には必ず講義を受け、バージンロードが赤か緑の絨毯で、祭壇に十字架に架けられたキリスト像が掲げられてたら、カトリック。


というわけで、ホテルや結婚式場は大半がプロテスタント、ってことになる訳で、牧師さんです。


また、本来'教会'というのは、その'会'の事で、多様な会派が存在する、キリスト教会の事で、建物の事ではありません。

我々が普段'教会'と呼んでいる建物は、キリスト教会の礼拝堂、集会所、の事です。


が、ホテルや結婚式場のいわゆる'チャペル'なるものの大半は、教会から正式な洗礼を受けた訳でもなく、単なる'キリスト教式'の結婚式を挙げる為の結婚式場に過ぎません。


にも関わらず、いわゆる'持込カメラマン'として行くと、「神聖な場所なので…」という理由で、壇上には上がれません、とか、お席からお願いします、とか、チャペル内での撮影は出来ません、といった'迫害'を受けてしまう事が多々あります。

単刀直入に、「既得権益を守る為に、外部業者の撮影はお断りいたします。」って言われた方がスッキリするんだけどね。